料亭でおこなう結婚式の特徴や当日の流れ

料亭で結婚式©iStock.com/show999

日本の伝統的な建物の会場で職人が丁寧に作った料理を堪能できる料亭。実は料亭でも結婚式ができることはご存知でしたか?料亭の結婚式は、どのような雰囲気でどんな結婚式ができるかイメージがつきにくいですよね。今回は料亭でおこなうことができる結婚式にはどのようなスタイルがあるか?や、料亭での結婚式当日の流れ、注意点などご紹介します。

料亭とはどんなところ?

料亭で結婚式© iStock.com/gyro

料亭とは食事をするスペースとして個室があり落ち着いた雰囲気の中、本格的な日本料理が食べられるスタイル。床の間やお庭が見えるゆったりと静かなロケーションのお店が多いです。食事を盛る食器や部屋の中の装飾品にもこだわっているところが多く、高級な日本文化を見て、感じて親しむことができます。

料亭ではどんな結婚式ができる?

料亭で結婚式© iStock.com/SeanPavonePhoto

和装・洋装どちらも選べる

料亭であっても会場によっては和の会場にテーブルと椅子をセッティングして洋装に合う雰囲気にできます。最近では和モダンで洋と和を組み合わせたコーディネートも人気があるので、洋装を選ぶことでオリジナルな結婚式に。和装の場合、料亭は歴史ある伝統的な会場が多いので衣装と会場がともに相性よくまとまります。会場の大きさによって、色打掛や引き振袖など衣装の種類を考えておくとよいでしょう。

料理にこだわることができる

伝統を受け継ぐ料理を堪能できるのが料亭の魅力です。旬の食材をふんだんに使い、四季を感じる料理でゲストをおもてなしできます。風情のある和のロケーションの中で料理を目と舌で味わうことは、ゲストにとっても特別感があり印象に残ります。

格式がある雰囲気の結婚式ができる

料亭には会場やそこにある美術品、調度品などに歴史と伝統が続く日本文化を感じられるものがさまざまあります。そのような中でおこなう料亭の結婚式は新郎新婦を凛とした佇まいを見せてくれることに。粋で優雅な空間の中で新たな門出を迎える時間を過ごすことができます。

少人数の結婚式

料亭はゆったりした空間の中で料理を味わうことがメインになります。雰囲気も落ち着いているので、家族や本当に仲のよい友人だけを招待した少人数の結婚式と相性がよいです。盛大で華やかな結婚式が苦手な方や、キラキラした結婚式の雰囲気が苦手なときにもおすすめ。また、大人婚で控えめにお祝いしたいけど、ゲストへのおもてなしは忘れずにしたいと考えるカップルにも向いています。

歓談中心の結婚式

結婚式といえば余興や演出でゲストを楽しませることが多いですが、料亭では会場の趣きがゲストを非日常の空間にいることを感じさせてくれます。美味しい料理を食べながら、新郎新婦とゆっくり歓談ができることでゲストも満足することができます。

料亭での結婚式の流れ

料亭で結婚式© iStock.com/Zifeng Zhang

料亭の結婚式で選ばれることの多い歓談中心のプログラムの流れをご紹介します。

入場

新郎よりご挨拶

新郎新婦の紹介

乾杯

歓談

記念品贈呈

両家代表謝辞

新郎謝辞

退場

全体の流れや所要時間で、一般の結婚式と大きく異なるところはあまりありません。挙式を人前式でおこなう場合は、入場のあとに人前式の式次第に進みます。歓談中心の場合は食事会のようになることも多いので、新郎新婦からウェルカムスピーチやお二人の紹介など入れておくこともよいでしょう。司会者がいる方が結婚式の流れがスムーズになるので司会者を立てる方がおすすめです。

料亭での結婚式をおこなうときの注意点

料亭で結婚式© iStock.com/Karniewska

料亭の結婚式で気をつけておくことは、招待されるゲストは料亭での結婚式に列席したことがない方がほとんどということです。ゲストが不安や心配にならないように招待状で事前にアナウンスをします。料亭での結婚式であることをはじめ、洋装の服装でもOKなこと、靴を脱ぐことなど伝えておくとゲストも安心です。また、会場によってはブライズルームや親族控室などがないことも。結婚式に特化した料亭もあるので会場を選ぶときにチェックしておきましょう。

料亭の結婚式でゲストを優雅で粋なひとときでおもてなししよう

料亭で結婚式© iStock.com/Yue_

料亭での結婚式は日本の伝統と優雅で粋なひとときでおもてなしをするスタイルです。料亭では本格的な日本料理を美しい器で食事を堪能できることが魅力。会場には高級な美術品や調度品などもあり、非日常な空間でゲストを満足させることができます。料亭の結婚式は会場によって和装、洋装どちらでも着ることができます。また、少人数での開催や歓談中心の結婚式にも向いています。気をつけておくことは事前に服装や会場でのアナウンスをして、ゲストが安心して列席できるように配慮しましょう。和のロケーションの中に特別感がある雰囲気がお好きなカップルはぜひ検討してみてください。

関連記事

結婚ガイドの新着記事