祝電・電報の送り方!結婚式の祝電・電報の送り方を解説!

結婚式の贈り物© iStock.com/Hana-Photo

大切な人の結婚式なのに、どうしても参加することができない……。そんな時におすすめなのが「祝電」です。

欠席したあなたに代わり、お祝いの気持ちを新郎新婦だけでなく、会場全体に届けてくれますよ。
結婚式の祝電の送り方やマナー、例文などをご紹介していきますので、大切な人にお祝いを伝える際のご参考にしてくださいね。

祝電とは

祝電とは、相手にお祝いのメッセージを送ることができるサービスです。インターネットや電話で簡単に申し込むことができるため、利用のハードルはかなり低めです。

メールや電話での手軽なお祝いもいいですが、祝電という手元に残る形でお祝いを送ることで、より強い祝福の気持ちを相手に伝えることができますよ。

例えば、

  • 結婚式
  • 出産祝い
  • 入学祝い
  • 開店祝い
  • 父の日・母の日

など祝電を送るシーンはたくさんありますが、中でも結婚式に祝電を送るケースはかなり多いようです。

電話やインターネットから申し込むことができ、シンプルなカードからぬいぐるみやバルーン付きのものまで、幅広い種類の祝電を送ることができるそうですよ。

電話での申し込み

市外局番抜きで「115」にかけると、NTT東日本またはNTT西日本につながります。オペレーターが対応してくれますので、指示にしたがって申し込みをしてください。

なお、115につながらない場合や、クレジットカードでのお支払いを希望の方は「0120-759-560」にかけてくださいね。

インターネットでの申し込み

電話とは異なり、インターネット上では様々な会社が電報の受け付けをしています。24時間対応していますので、緊急性がある場合はこちらを利用しましょう。

電報の種類も豊富なので、お好きな商品を見つけてお申し込みをしてくださいね。

結婚式の祝電・電報を送るのはどんなケース?

結婚式の祝電は「結婚式に参加できなかった場合」に送ります。

  • 身内の不幸
  • 体調不良
  • 仕事
  • 外せない先約が入っていた

などなど、せっかく声を掛けてもらったのに参列できないケースは誰にでも起こり得ることです。

ですが、せっかくのお祝いの席、せめて気持ちだけでも新郎新婦に届けたいですよね。そんな時に役立つのが祝電です。

なお、結婚式の祝電は、一般的には式に参列できなかった場合に送るものなので、原則参列者は送りません。

ただし、どうしても送りたい場合はあらかじめ新郎新婦に打診しておきましょう。

結婚式の祝電・電報の送り方

では、結婚式の祝電の送り方をご説明していきます。手順はたったの3つですので、どなたでも簡単に送ることができますよ。

1、式の日程・会場の住所を調べる

祝電を送ると決めたら、まずは日程と会場を調べましょう。ここで気をつけなければならないのは、「送り先は挙式会場ではなく披露宴の会場」ということです。

式の前日までに会場へ着くように送るのが理想的ですが、直前で参加が難しくなってしまうこともありますよね。その場合は、遅くとも式開始の1時間前には届くように手配しましょう。

中には当日受け付けをしてくれる会社もあるようですよ。

2、文章を考える

相手に送るメッセージを考えましょう。ポイントは、相手と自分の関係に合った内容の祝電を送ることです。

  例文

友人

・「〇〇さん、●●さん、結婚おめでとう!二人の輝かしい未来を心から祈っています。末永くお幸せに!」

・「ご結婚おめでとうございます。小さいころから一緒に遊んできた友達がこうして結婚式を挙げるのは、感慨深く嬉しいものです。新郎の〇〇さんとともに、明るくあたたかな家庭を築いてくださいね。」

上司・部下

・「ご結婚おめでとうございます。いつも明るい笑顔で職場の雰囲気を良くしてくださっていた〇〇さん、その素敵な笑顔で二人の未来も明るく照らしてください。心からの祝福をお送りします。」

・「この度はご結婚おめでとうございます。何事にも熱心で誠実な仕事ぶりの●●さんなので、きっと素敵な結婚生活を歩まれるかと思います。お二人の幸せを、深くお祈り申し上げます。」

無難にまとめたい時

・「華燭の御盛典を祝し、両家のご多幸とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。」

・「お二人の輝かしい門出を祝し、末永い幸せをお祈り申し上げます。」

というように、あまり長すぎないメッセージを考えてくださいね。なお、忌み言葉を使ってしまわないよう注意しましょう。

3、申し込み

最後はいよいよ申し込みです!以前、祝電は電話で申し込むものでしたが、最近ではインターネットでの申し込みも受け付けているようです。

どちらで申し込んでも良いのですが、台紙の見た目などを知ってから送りたいという方は、事前にインターネットで確認しておいた方がいいかもしれませんね。

お手元に用意しておく情報は以下の通りです。

  • 会場の情報(式場名、住所、電話番号)
  • 日時
  • 新郎または新婦の名前
  • 文章
  • 使いたい台紙

なお、電報を受け付けている会社が文例を提示していることもあります。

もし文例をそのまま使いたいという場合は、割り振られている番号を前もって調べておき、その番号を伝えるだけで文章の申し込みができますよ。

結婚式の祝電・電報を送る際のマナーと注意点

結婚式の祝電送る際、いくつかのマナーや注意点があります。相手に失礼のないよう、事前にチェックしておきましょう。

送る前に連絡を

お祝いの言葉はもらって嬉しいものではありますが、注意しなければならないのはギフト付きの祝電。

中には強いこだわりで会場が飾り付けられていることもあるので、その雰囲気を壊してしまうような祝電を送っては台無しになってしまいます。

送った側、受けた側の両者が嫌な思いをしないよう、まずは事前に送っていいかを確認しましょう!

宛名や差出人名はどうする?

まず宛名ですが、新郎新婦、またはいずれかのフルネームで送ります。籍を入れている場合でも、旧姓で記載するのが一般的ですよ。

そして差出人名は、

  • フルネーム
  • 会社名
  • 住所
  • 肩書

など、受け取る側があなたをしっかりと認識できる情報を入れましょう。

相手との関係性に合った文章を

祝電を送る方は、あなたにとってどんな相手ですか?友人や上司など、お互いの関係にふさわしいメッセージを送るように心がけることが重要です。

相当親しい間柄の場合に限り、ジョークを交えたような文章にしてもいいかもしれません。

ただし、相手との関係がそこまで深くない場合は失礼にあたってしまうので、自信を持って仲が良いと言えなければ避けた方がいいかもしれませんね。

忌み言葉に注意!

結婚式に使っていけないワードはズバリ、離婚や再婚を連想させる言葉です。加えて、容姿や年齢に言及するような言葉も使ってはいけません。

あまりにも神経質になりすぎるのも良くありませんが、些細な言葉遣いで新郎新婦が傷つくことがないように気をつけましょう!

別れ・再婚を連想させる言葉 最後に、去る、失う、去る、終わる、離れる、別れる、切れる、嫌う、飽きる、疎遠になる、冷える、繰り返し、再び、何度も
不幸を連想させる言葉 亡くなる、苦しい、朽ちる、病気、倒れる、壊れる、泣く、崩れる、滅びる、流れる痛ましい、衰える、倒れる
重ね言葉 時々、いよいよ、重ね重ね、わざわざ、たまたま、いろいろ、たびたび、どんどん、だんだん、しばしば、みるみる、日々、 相次いで

結婚式に行けない時は祝電・電報を送ろう!

花と台紙© iStock.com/Synergee

結婚式に出られることが一番ですが、どうしても都合がつかないという可能性はゼロではありません。

後日お祝いを送るだけじゃなく当日にもなんとかお祝いの言葉を伝えたい、そう考える方にとって、祝電は強い味方になってくれることでしょう。

結婚式の祝電・電報の送り方を完璧にして、新郎新婦に思いの丈を伝えましょう!

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