新婚で寝室別は変?新婚夫婦が寝室を別にする理由とは?

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「新婚なのに寝室が別なの?」と驚く人もいるでしょう。しかし、結婚したからといって必ずしも寝室を一緒にする必要はありません。新婚の夫婦にも様々な理由があり、寝室を分けている場合もあるのです。寝室を別にしている新婚夫婦の理由やメリットについてご紹介していきます。

新婚で寝室を別にするのはおかしい?

寝室は、心身ともに健康であるために必要不可欠な場所です。夫婦が寝室を別にしていると不思議に思われてしまうのはなぜでしょう。

特に新婚で寝室を別にしていると「新婚なのに変だね?」なんて言われてしまうことさえあります。結婚したら、寝室を一緒にするのが普通なのでしょうか。

いえいえ、そんなことはありません。結婚後に夫婦の寝室を一緒にしなければならないという決まりもないですし、寝室を別にすることでプラスになる何かがあるのかもしれませんよね。どんな理由があって新婚夫婦が寝室を別にしているのかを探っていきましょう。

新婚夫婦が寝室を別にする理由

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新婚でも寝室を別にしている夫婦はいます。どんな理由で寝室を別にしているのかみていきましょう。

睡眠の質を重視している

人間にとって睡眠時間の確保は非常に大切です。日頃の疲れを癒すには睡眠が一番と考える人も多いでしょう。眠りの質を重視するために、寝室を分けている新婚夫婦がいるのもわかる気がしますね。

生活リズムが違う

夫婦によっては、仕事の都合で生活リズムが大幅に違う場合もあります。起床時間や就寝時間が大きく違ってしまうと、相手の眠りを妨げることになりかねません。お互いの生活リズムを守るために寝室を分けているという新婚夫婦もいるのでしょう。

好みの環境が違う

たとえ夫婦でも、好みが全て一致することはありませんよね。寝室に関しても、空調の温度や照明の明るさなど、人によって好みは様々です。最初は我慢できたとしても、いずれストレスに変化してしまうでしょう。そのため、新婚時にきちんと話し合って寝室を別にすることを決めるのかもしれませんね。

自分の時間を持ちたい

自分の時間を大事にしたいと考える人もいるでしょう。自分の好きな音楽を聴いたり、静かに読書をしたりと、自分の時間を持てるとストレスも溜まりにくくなります。寝室を別にしているのは、プライベート空間を大切にしたいと考えている夫婦なのかもしれませんね。

子どもがいる

授かり婚や、結婚後すぐに妊娠がわかるなど、新婚でも早いうちに子どもが生まれる場合があります。そのような新婚夫婦は、子どもができたことをきっかけに寝室を別にすることがあるようです。夜中の授乳や夜泣きなどに対応するための選択なのかもしれませんね。

新婚夫婦が寝室を別にするメリット

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寝室を分けることは、新婚夫婦にどんなメリットをもたらすのでしょうか。寝室を別にするメリットについて具体的にみていきましょう。

安眠できる

自分のペースで睡眠時間を確保できることで、ぐっすりと眠れるようです。眠りの質が生活に与える影響は大きく、安眠が仕事の成果に繋がることもあり得ます。眠れないストレスから相手に八つ当たりすることがなくなり、夫婦関係も良好でいられるのかもしれませんね。

余裕ができる

パーソナルスペースが確保できると、リセットする時間ができ、心に余裕ができます。結婚して相手に合わせてばかりでは気持ちが滅入ってしまいますよね。自分の場所を持つことでお互いに余裕を持って接することができるのでしょう。

お互いの時間を持てる

結婚したからといって、何をするにも一緒では疲れてしまいます。ひとりになる時間をつくることで相手に対して優しくなれることもありますよね。お互いの自由時間を作り、程よい距離感でいることで、窮屈になりすぎない夫婦の関係性ができるのかもしれません。

新鮮な気持ちでいられる

「結婚しても新鮮な気持ちを忘れたくない」と思う夫婦もいるでしょう。寝室が一緒だと、隣で寝ることに慣れてしまい、マンネリ化の原因になってしまうかもしれません。いつまでも新鮮な気持ちでいたいから、あえて寝室を分ける夫婦もいるようです。

喧嘩をしても安心

新婚生活では、お互いの生活パターンや考え方の違いなど、新婚ならではの喧嘩が案外多いものです。そんなときはお互いに冷静になる時間が必要ですよね。同じ空間にいると冷静になれない、空気が悪くなってしまうと感じている夫婦は、寝室を別にする選択をするのかもしれません。

寝室を別にした新婚夫婦が円満に過ごす秘訣は?

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寝室を分けることが自然と夫婦円満に繋がるわけではありません。円満に過ごすためにはそれなりに心がけが必要です。寝室が別の新婚夫婦が円満に過ごすための秘訣をご紹介します。

部屋に閉じこもらない

どんなに自分の空間が心地よくても、部屋にこもったままでいることは避けてください。一緒に過ごす時間を減らしてしまうと、夫婦のすれ違いの原因になってしまいます。寝室は別でも、リビングなどの共有スペースで過ごす時間を大切にしましょう。

仲直りのルールを作る

新婚夫婦が喧嘩をするのは珍しいことではありません。喧嘩も一つのコミュニケーションです。大切なのは、喧嘩をしたときの仲直り方法を考えておくこと。寝室が別だと冷静になる時間は取れますが、仲直りに時間がかかってしまう可能性もあります。部屋で頭を冷やす時間を決めておくなど、二人の仲直りルールを作っておくといいかもしれませんね。

たまには一緒に寝る!

付き合っているときの新鮮な気持ちを思い出して、たまには一緒に寝てみるのもアリです。記念日などの特別な日に一緒に寝ることを決めておけば、適度にスキンシップをとることができ、夫婦仲がより一層深まることでしょう。

むしろ新婚は寝室を別にしたほうがいい!

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寝室を別にしても夫婦の距離が大きく開いてしまうことはありません。特に新婚生活は、お互いの色々なところが気になり、ぶつかりやすくなってしまうものです。そんなとき、それぞれの部屋があることで、心に余裕が生まれるのではないでしょうか。新婚時は、嬉しさと同じくらい不安を抱えやすい時期でもあります。今後の結婚生活がうまくいくためにも、新婚夫婦が寝室を別にすることは最良な選択なのかもしれませんね。

新婚夫婦の寝室を別にするかは話し合って決めよう!

新婚だからといって寝室を別にしてはいけない決まりはありません。同様に、寝室が別でも不仲とは限りません。むしろ、寝室を別にした方が夫婦円満で過ごせることもあるのです。 新婚生活が始まり、寝室を別にすると決めたのなら、二人の時間をより大切にしましょう。結婚生活は結婚した二人が一緒に作り上げていくものです。夫婦でしっかりと話し合い、自分たちに合ったスタイルを決められるといいですね。

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