結婚式をしない若者が増えている!若者があえて結婚式をしない理由とは?

若者の結婚© iStock.com/eli77

最近は「結婚するけど式は挙げない」という若者が増えているようです。結婚式をしないと若者が決断した背景には、どのような理由があるのでしょうか。

若者が結婚式を挙げない理由や、結婚式をしないことで得られるメリットについてご紹介します。

結婚式をするか迷っているという方は、自分の状況と照らし合わせ、参考にしてみてください。

結婚式をしない若者が増えている!

結婚式といえば、人生の一大イベントというイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。しかし最近は、「お金がもったいない」「準備が大変そう」など、さまざまな理由から、結婚式をしない若者が増えています。

これまでは、結婚したら結婚式をするのは当たり前と思われていました。しかし、今や結婚さえ自由に選択できる時代です。そのような世の中の流れで、結婚式に対する若者の考え方も変化してきたのかもしれませんね。

若者が結婚式をしない理由:経済的事情

若者が結婚式をしない理由として挙げられる最大の理由は経済的な理由でしょう。社会人経験が浅いうちに結婚をすると、なかなか貯蓄まで手が回らないものです。そのような場合、金銭的に結婚式をする余裕がなく、しないことを選択するのかもしれません。

若者が結婚式をしない理由:他のところにお金をかけたい

結婚にお金をかける?© iStock.com/macniak

結婚式には平均で数百万円の費用がかかるといわれています。その大金がたった一日でなくなってしまうのがもったいないと感じる若者は多いようです。同じ金額を使うなら、車を買ったり、新居や旅行に当てたいと思うのかもしれませんね。

若者が結婚式をしない理由:写真だけで十分

大々的に結婚式をしなくても、写真だけで十分だと考える若者もいるようです。ウェディングドレスを着たい、夫婦になった記念を残しておきたいなら、フォトウェディングという方法もあります。写真だけの結婚式なら、思い出を残しつつ費用も抑えられるので、手軽に利用できるのでしょう。

若者が結婚式をしない理由:準備が大変

「結婚式の準備は大変」というイメージはありませんか。たった一日のために、数ヶ月前からコツコツと準備をするのは大変なことですよね。その時間を楽しみだと考えられれば良いのですが、時間がもったいないと思ってしまう人もいるようです。また、友人から「結婚式の準備が忙しくて眠れなかった」なんて話を聞くと、そんな思いをしてまで結婚式をする意味はあるのか疑問に思ってしまうのかもしれませんね。

若者が結婚式をしない理由:雰囲気が苦手

結婚式の雰囲気© iStock.com/Jikaboom

結婚式はおめでたいイベントですが、その雰囲気が苦手だという人もいるでしょう。結婚式というと、どこかセレモニーの要素が強く、伝統的なしきたりや儀式的なものに抵抗を感じるのかもしれません。また、人前に立つことが苦手な人は、「祝ってほしい」という結婚式独特のムードに違和感を持つようです。

若者が結婚式をしない理由:必要性を感じない

そもそも結婚式をする意味がわからないという人もいます。結婚式は「親や友人への感謝やケジメをつけるもの」と言われますが、結婚式でなくても、別の形で気持ちを示せると思うのでしょう。結婚式に必要性を感じなければ、わざわざ高いお金を出して行うメリットはありませんよね。

若者が結婚式をしない理由:子どもを授かった

結婚のきっかけが子どもを授かったこと、結婚後に妊娠がわかったなどの理由から、結婚式をしないことを決める若者もいます。女性の体調を考えることはもちろん、子どもの養育費にかかる費用を考慮してしない場合もあるでしょう。

若者が結婚式をあえてしないことのメリットとは?

新居に重点© iStock.com/Sergey-Peterman

結婚式をしないことで得られるメリットは何でしょう。そこには、若者ならではの考え方があるのかもしれませんね。

新婚旅行にお金をかけられる

「結婚式にお金をかけるなら、新婚旅行にお金をかけたい」と考えるカップルは多いようです。結婚式は、自由に動き回ることもできなければ、食べ物にもほとんど手をつけられないというイメージを持つ人もいるでしょう。本人たちが心から楽しめなければ意味がない!と考える若者にとっては、二人の自由時間を堪能できる新婚旅行に重点をおくのかもしれませんね。

新婚生活を充実させられる

結婚式をしないことで、その資金を自分たちの新居に回したいと考えるカップルもいます。新居の初期費用や家具・家電にお金をかけ、新婚生活を充実させたいと思うのかもしれません。納得できるものを揃えて新生活がスタートできると、明るく前向きな新婚生活を始められるのでしょう。

落ち着いて結婚生活を迎えられる

結婚してから結婚式を挙げるとなると、新生活が始まっても結婚式の準備ばかりでゆっくりできないことも多いです。その点、結婚式をしなければ、「せっかく結婚したのに二人でのんびり過ごす時間がない」なんてことはありません。結婚してすぐに落ち着いた生活を迎えることができるでしょう。

友人に負担をかけない

結婚する二人が若い場合、その友人も同世代である場合が多いです。そうなると、同じような経済状況の人も多いでしょう。仕事を始めてそれほど年月が経っていなければ、数万円の出費は大変ですよね。結婚式に出席するとなると、ご祝儀の他に衣装を揃えるなど、何かとお金がかかるものです。結婚式をしないことは、友人に金銭的な負担をかけないというメリットに繋がるのでしょう。

自分たちのスタイルで祝える

最近では、小規模スタイルの挙式もあります。家族や友人だけなど、気心の知れた人だけを招待したカジュアルなスタイルが多く、格式張った結婚式をしたくないという若者に人気があるようです。必要のないものは無理にせず、自分たちの好きなスタイルで結婚を伝えるというのは、若者らしい考え方なのかもしれませんね。

結婚式をしない若者は別のスタイルで祝っている

ウエディングスタイル© iStock.com/Kurylo

結婚に対する若者の考え方や価値観が多様化し、従来の「結婚式」とは別のスタイルで結婚を祝う若者が増えました。具体的な例を挙げてみていきましょう。

新郎新婦だけのプライベートスタイル

このスタイルの特徴は、新郎新婦の二人だけで挙式を行うこと。この場合、新婚旅行と合わせることが多いようです。二人きりの挙式なので、ゲストへのおもてなしを気にすることなく、自分たちの好きなように時間を使えるというメリットがあります。

家族だけのファミリースタイル

お互いの両親や兄弟姉妹、祖父母など、家族だけで行う挙式のスタイルです。気の知れた家族だけで行うので、アットホームな雰囲気で結婚式をしたいというカップルぴったりでしょう。家族だけなら、食事会を兼ねてお祝いしてもいいですね。

家族と親しい友人を呼ぶカジュアルスタイル

会社関係のゲストを呼びたくない、派手な式は苦手というカップルにおすすめのスタイルです。家族と親しい友人だけの少人数挙式なら、「友人とほとんど話せなかった」なんてことになったりせず、ゲスト一人一人と会話をすることができますね。

親しい友人だけのパーティースタイル

若者の中で人気が高いのは、友人だけで行うパーティースタイルです。結婚式というよりも、仲の良い友人が集まった少しオシャレな食事会のようなもの。会費制や立食形式であることが多く、新郎新婦とゲストの距離が誓いというメリットがあります。お互いに気を遣わず、ワイワイ楽しみたいという二人に最適ですね。

結婚式をしない若者は現実思考

若者は現実思考© iStock.com/Олег Буянов

時代が変わっても「結婚したら結婚式はするもの」という考え方はまだ残っています。しかし、結婚の選択が自由になった今、結婚式の有無も自由に選べるのは当然のことでしょう。
結婚式をしないことで、自分たちの将来はもちろん、周囲にとってもメリットがあることがわかりました。あえて結婚式をしないと考える若者は、とても現実的な思考を持っているのかもしれませんね。本人同士が納得していれば、「結婚式をしない」という選択肢もアリですね。

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