ウエディングシューズのヒールの高さの選び方と特徴

ウエディングシューズのヒールの高さ©nadtochiy – shutterstock.com

ウエディングシューズ選びはドレスに似合うものを考えると思います。靴のデザインにこだわりたい反面、歩きやすさを考えた時のヒールの高さに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。どんなヒールを選ぶかによってドレスのイメージも大きく変わります。ヒールなしのフラットなタイプから10cm以上のヒール高めのものまで種類や特徴、素敵な花嫁姿を作れるようなウエディングシューズをご紹介します。

ウエディングシューズのヒールの高さの選び方

ウエディングシューズのヒールの高さの選び方©thanun vongsuravanich – shutterstock.com

レンタルのドレスの裾はお直しができないことが大半なのでドレスの丈に合うようにヒールの高さを合わせます。目安として身長150cmまでの方は1cmヒール、156~165cmまでの方は7cmヒール、160cm以上の方は7cm以下で選ぶとドレスとのバランスが取りやすいです。ヒールを履いた状態で身長が160~170cm位になるように選ぶことがベストです。気をつけておきたいことは、ドレスに合うように自分だけ丁度よい身長にするだけではありません。新郎との身長差を10~15cmに考えておくと二人が並んだときの見栄えがよいので、新郎と新婦のバランスも考えておきましょう。

高さ別ヒールの特徴

高さ別ヒールの特徴©YakyCorbalan – shutterstock.com

15cmヒール

ほぼつま先立ち状態で歩きにくさを感じる高さになります。ヒールがとても高いので、背が低い方にとっては身長を高く見せドレスの裾が長いデザインでも美しく着ることができます。安定感がないので、サイズがきついものや大きすぎたりしないようにします。少しでも歩きやすいようにヒール太めのものやアウトソールに厚みのあるものを選ぶとよいでしょう。歩き方は姿勢を正して小さい歩幅で歩くようにします。マーメイドラインのドレスなどに合わせると、すらりと見え相性がよいです。

12cmヒール

12cmヒールは傾斜の高低差によって足元を一段と細く長く見せスタイルアップになる高さで、さまざまなドレスが相性よく決まります。急な傾斜があるのでインソールにクッションがあるものを選ぶと足への負担が減り、歩きやすいでしょう。アウトソールがプラットフォームタイプやストラップがついたデザインにすると安定感がでます。

7cmヒール

日本人の脚が最もきれいに見える高さになります。細いヒールを選べば、エレガントで女性らしい印象に。10cm以上のヒールよりも脚への負担が少なく履けます。7cmヒールの高さまでは身長が高く見え、ドレス丈もきれいに見せることができます。ヒールがある中でも比較的一日中履いて過ごせる高さです。

5cmヒール

普段のファッションでいうと5cmヒールは程よい高さで履きやすいですが、裾が長いウエディングドレスに合わせる場合、高さが足りないと感じてしまうかもしれません。ですが、身長が高い方には相性がよい高さになります。

太ヒール

ヒールが高い太ヒールは安定感がでますが、ヒールが低くなるとカジュアルな印象に見えます。基本的にはフォーマルには向きませんがドレスで隠れることがほとんどなので、総レースやエナメル使いでデザインが華やかなものを選ぶとよいでしょう。

フラット・ローヒール

長時間履いていても疲れない3cm以下のヒールです。身長が高くヒールを履くことにためらう方にもバランスよく履けます。ポインテッドトゥを選ぶと女性らしさと抜け感で洗練された印象に。気をつけるところは、歩いているときにドレスの裾を踏んでしまう可能性もあるのでエンパイヤラインのように裾が広がらない動きやすいタイプのドレスで合わせるとよいでしょう。

ヒールの高さを意識したおすすめウエディングシューズ

ぺたんこ靴はバレエシューズでスタンダードに

ヒール無しのバレエシューズは身長が高い方やナチュラルウエディングで着るようなドレスにも相性よいです。エナメルで光沢があるものを選べば華やかさもでます。

シューレース使いが女性らしいポインテッドのフラットシューズ

シンプルなデザインが多いヒール低めなフラットタイプは、レース素材やシューレースで他の花嫁と差をつけた足元になります。

シンプルなヒール靴のデザインはハイブランドで差をつけて

シンプルなデザインだからこそ憧れのハイブランドで揃えると素敵です。優雅で上品なデザインは履くだけで花嫁の気分を上げてくれます。ヒールが高くても履きやすいところも魅力。

安定感のあるストラップヒールはデザインを入れて印象的に

アウトソールが厚くストラップ付きでヒールがあっても安定感がある一足に。ヒール部分のお花は見せたくなるようなデザインです。

12センチ太ヒールでも美しく履けるウエディングシューズ

チャンキーヒールはカジュアルになりやすいデザインですが、アッパーがチュール使いとヌーディなカラーが女性らしく履けます。

ウエディングシューズのヒールの高さの選び方と特徴まとめ

ウエディングシューズはドレスが美しく見えるために高いヒールを合わせるのが定番です。花嫁の身長やドレスのデザインによって異なりますが、7~15cmヒールを勧められることがほとんど。10cm以上のヒールは身長が低い方にもドレスのデザインが映えるバランスになりますが、歩きにくさはつきものになります。太ヒールやアウトソールに安定感のあるもの、ストラップ付きを選びましょう。日本人の脚が一番きれいに見え履きやすくベストなヒールが7cmであることも覚えておきたいですね。ドレスを試着するときに何センチのウエディングシューズが合うか頭に入れながらとっておきの一足を選んでいきましょう。

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