友人にウェルカムボードを依頼したときのお礼はどうする?相場や気をつけること

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ウェルカムボードは結婚式に欠かせないアイテムです。作り方は自分で作ったり、プロに頼んだりさまざまな方法があります。中でも友人に依頼をすることを考えるプレ花嫁も多いのではないでしょうか。依頼をする際にどんなことに気をつければよいのかわからないことが多いですよね。今回は友人に依頼をしたときのお礼の相場や心遣いが必要なことなど、気になるところをご紹介します。

ウェルカムボードは誰が作る?

ウェルカムボード© mitry Galaganov/Shutterstock.com

ウェルカムボードを用意しようとしたとき、誰が作るか考えると思います。実際にはだれが作るという決まりやルールはありません。自分たちで用意する以外は、専門の業者や友人にお願いすることに。業者の場合はプロに頼むので出来上がりの時期や費用が明確です。友人の場合は「作らせて欲しい」と申し出があるときや、花嫁から友人に依頼をするケースと分かれます。友人に依頼をするときにはどのようなことに気をつけておくとよいでしょうか。

ウェルカムボードを友人へ依頼するときに気をつけるポイント

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お願いする時期

友人の負担にならないよう、依頼をすると決めたら余裕を持って早めにお願いをするようにしましょう。新郎新婦がウェルカムアイテムを揃える期間は平均で結婚式の4カ月前に検討し始め、2.6カ月前に決定しているようです(※)。友人への依頼は遅くとも3カ月前にはおこないます。

※…第7章 挙式、披露宴・披露パーティの演出について/ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

材料費・制作にかかった期間を聞いておく

友人に依頼をする際に大切なのがウェルカムボードを作るときの費用。材料費の予算を新郎新婦が決めて友人に渡して依頼することもできます。また、かかった費用を聞いておき、あとからお礼を渡すようにするケースも。たくさんの時間をかけている場合もあるので、制作期間も忘れずに確認しておき、合わせたお礼をおこないます。

アクリル

クリアなアクリルボードはメッセージを入れるだけでおしゃれで洗練された印象になるアイテムです。文字を書くときは白いペンが多く使われますが、大人っぽく仕上げるときにはゴールドのペンを使うのもおすすめです。文字をシンプルに入れることがアクリル板に映えるポイントです。

デザインの確認

イメージがある場合は具体的にわかりやすく伝えます。使いたいボード、お花など素材をあらかじめ用意して依頼をしてもよいでしょう。あまり細かい指定をしてしまうと友人も困ってしまうので、雰囲気を伝えたらデザインをお任せをするのがスマートです。

できあがりの時期

結婚式の2カ月前くらいにはできあがるように依頼をしておきましょう。できあがったウェルカムボードの引き渡しは、友人に結婚式当日持って来てもらう、事前に受け取るなどさまざまです。事前に受け取るときは実際のウェルカムボードを確認できます。

ウェルカムボードを友人へ依頼したときのお礼の仕方

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お金を包む

ウェルカムボードは作るのにひと手間かかるアイテム。友人へのお礼は忘れずにおこないましょう。ご祝儀代わりにお願いをした場合は、お礼はださずに引き出物だけでも構いません。お礼の相場は約3000~2万円に。ウェルカムボードを作るのにかかった時間や制作費を考慮して金額を用意しましょう。また、現金のお礼を遠慮されるときもあります。そのときはどのような形でお礼をした方がよいでしょうか。

食事

完成したウェルカムボードを持ってきたときや結婚式が終わった後の早めの日程で、お礼の会として食事に招待します。食事代の相場は3000~5000円くらいを目安にします。友人がすべて制作費用を賄っている場合は+αでプレゼントを渡すのもよいでしょう。

プレゼントを渡す

結婚式当日もしくは後日に品物を渡します。あまり高価な品物ですと友人も恐縮してしまいますので、3000~5000円の相場で用意されることが多いです。友人の好みに合わせて形に残るプレゼントを選びます。

気遣いが大切!友人へウェルカムボードの依頼するときの考え方

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ウェルカムボードは誰が作るかによってできた後の対応が異なります。特に友人へ依頼をした場合は配慮が必要です。お願いする時期は遅くとも3カ月前までにしましょう。依頼するときに気をつけておくことは材料費や制作にかかった時間を知っておくことです。自分のために作ってもらうので、お礼の金額は制作費や時間を考慮して考えます。3000~2万円がお礼の相場に。もし、お礼を遠慮された場合でも、後日、食事会を開きお礼の気持ちは伝えましょう。プレゼントのときは友人の好みに合わせて形に残る品物を選びます。心遣いある依頼とお礼にして素敵なウェルカムボードを受け取りましょう。