結婚式招待状の切手はどう選ぶ?結婚式の招待状に適した切手デザインや料金・マナーを解説!

結婚式の招待状© iStock.com/CapturedNuance

結婚式の準備で忘れてはいけないのが、招待状の切手です。ですが、毎日の生活の中で誰かに招待状を出す機会はそうそうありませんので、切手の選び方や送る時のマナーなど、疑問に思う方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

基本の知識さえ押さえていれば、招待状と切手について戸惑うこともありません。どれも難しいことではないですが、知らないと非常識だと思われてしまいかねませんので、しっかりと結婚式招待状の切手のマナーを身につけていきましょう!

結婚式招待状の切手はどんなものを使えばいいの?

結婚式の招待状を送るには切手が必須ですが、どのようなものを使えばいいのかよく分からず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一体どのような切手が適しているのか、ご紹介していきましょう!

結婚式招待状の切手は慶事用切手が無難!

結婚式の招待状には、慶事用切手を使うのが無難です。こちらは郵便局の窓口はもちろんのこと、WEBからでも購入することができますよ。

ですが、WEBからの購入の場合、84円切手は10枚単位、63円切手と94円切手は100枚単位からしか注文できないほか、別途で送料がかかります。

忙しくてどうしても郵便局に行けない、という状況でない限り、郵便局で買った方が費用をおさえられますよ。

結婚式招待状にグリーティング切手を使う

慶事用切手以外にも、グリーティング切手を使うという手もあります。こちらはデザインも豊富で可愛らしく、招待状の雰囲気ともよく合います。

ただし、ゲストにご年配の方がいる場合、あまりいい印象を持たれない可能性もあります。そんな時は、送る相手によって慶事用切手とグリーティング切手を使い分けてみるのがいいかもしれませんね。

新郎新婦の写真で手作りすることも!

「フレーム切手」という、好きな写真を使って切手を作ってもらえるサービスがあります。前撮りの写真などを使って、世界に一つだけの切手を作り、招待状に貼ってみるのもいいですね。

手続きは窓口とWEBの両方でできますが、どちらの方法でも手元に届くのには決済から約3週間後ですので、早めに準備をしておきましょう。

結婚式の招待状を送る前に!①:あらかじめ重さをチェック

切手を貼って郵便局に持って行ったら、重量オーバーで金額が足りなかった……ということにならないためにも、先に招待状の重さを量っておきましょう。

自宅で量っても問題はありませんが、郵便局に持って行き、料金を調べてもらうのが一番安心です。なお、重さやサイズごとの料金は以下の通りになっています。

  • 25g以内……84円
  • 50g以内……94円

50gを超えることは滅多にありませんが、手作りの招待状などの場合には定型外扱いになってしまうことも。そうするとコストもかさんでしまうので、仮で作った招待状の重さを先に量り、オーバーしていないか調べておくのが無難ですよ。

結婚式の招待状を送る前に!②:郵送と手渡しの数をそれぞれ決める

結婚式の招待状2© iStock.com/hatman12

結婚式の招待状を来る前に、あらかじめ準備をしなければいけないことがいくつかあります。まずは、招待状を送る際、郵送するゲストと手渡しするゲストの数を確認しておきましょう。

結婚式の招待状を手渡しする場合には、封筒に切手を貼らないのがマナーです。単純に全員分の切手を用意してしまうと、そのうちの何枚かが無駄になってしまいかねませんので、事前にチェックをしておくことが大切ですよ。

結婚式の招待状を送る前に!③:切手は「封筒用」と「返信ハガキ用」の二種類を準備

封筒だけではなく、中に入れる返信ハガキの分の切手を用意する必要があります。返信ハガキ用の切手は全員分、封筒用は郵送する相手の数だけ準備しましょう。

ちなみに、封筒用の切手は84円or94円、返信ハガキ用の切手は63円です。

仮にゲスト80人分の招待状を送るとして、郵送60人、手渡し20人とした場合にかかる切手料金は以下の通りです。

【60人×(84円+63円)+20人×63円=10,080円】(25g以内として計算)

切手ではなく料金別納スタンプを使うという手も!

結婚式の招待状には、切手ではなく「料金別納スタンプ」を使う事もできます。こちらはシールや印刷、スタンプで作成することができるので、切手を貼る手間が省け、仕上がりも綺麗に整えることができますよ。

テンプレートを使うと事務的で簡素な印象になってしまうため、料金別納スタンプにするなら、オリジナルデザインのものを作りましょう!

注意しておきたいのは、

  • 表示形式が決まっている
  • 10通以上送る場合しか使えない
  • 窓口で料金を清算するため、ポスト投函ができない

という点です。上手に活用してみましょう!

シンプルなデザインに

 
 
 
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余分な装飾が無いため、招待状の雰囲気を邪魔しません。

白いインクを使って

 
 
 
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銀色の封筒によく映える色合いです。

ゴージャスな金を使ったスタンプ

 
 
 
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シンプルな白の封筒を華やかに彩ります。

結婚式の招待状に切手を貼る際の注意点

結婚式の招待状に切手を貼る時には、いくつか注意しなければならない点があります。あらかじめチェックをしておき、ロスを最小限にとどめましょう!

切手を貼る位置を事前に確認しておく

封筒やハガキを縦で使う場合は左上、横で使う場合は右上に切手を貼りましょう。

間違えないに越したことはありませんが、仮に違う位置に貼ってしまっても、酷いマナー違反というわけではありません。

無理にはがしそうとすると汚くなり、結局捨てることになってしまうこともありますので、間違えたとしてもそのまま送って大丈夫。

ただし、目上の相手や取引先などかしこまった相手に送る場合は、正しいものを作り直すのが無難でしょう。

招待状一通につき切手の枚数は一枚!

招待状に貼る切手は、一通につき一枚です。2枚貼ってしまうと、「別れる」というイメージを与えてしまうため、マナー違反になってしまうそう。

見た目としても不格好ですので、2枚以上は貼らないようにしましょう。

手渡しするゲストの招待状に切手を貼るのはNG

先ほどもご紹介しましたが、招待状を手渡しするゲストの封筒に切手を貼るのはマナー違反ですので、注意しておきましょう。

招待状と切手の正しい知識を身につけ、不安の残らない結婚式準備に!

結婚式招待状3© iStock.com/Tabitazn

招待状を送るときのマナーはなんとなくややこしそうに思えますが、調べてみるとそんなに難しいことではありません。

結婚式の招待状と切手の正しい知識を知ってさえおけば安心ですので、安心して準備を進めてくださいね!

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