結婚指輪の選び方!結婚指輪を選ぶポイントや注意点とは?

結婚指輪をする新郎新婦の手© iStock.com/Yue_

結婚指輪は長く身につけるものですので、自分が一番気に入ったものを選びたいですよね。ですが、ただ闇雲に探そうとすると、理想のデザインにはなかなかたどり着くことができないでしょう。

実際に買いに行く前に、結婚指輪の選び方のポイントを知っておけば、比較的スムーズにお気に入りの指輪に出会えるはず。

結婚指輪の種類や素材、選ぶ際の注意点など、結婚指輪の選び方に関するさまざまな情報をご紹介していきます!

結婚指輪と婚約指輪はどう違う?

結婚指輪と婚約指輪は混同されがちですが、実はまったく違う意味合いがあります。

婚約指輪は言わばプロポーズの際に渡すための指輪ですので、基本的には女性の物のみを準備します。

ですが、結婚指輪は新郎新婦が結婚式で交換する指輪です。そのためか、婚約記念品(うち指輪が89.8%)を購入したカップルの割合は全国平均で70.5%ですが、結婚指輪は98.1%と、ほぼすべてのカップルが購入しているという結果が出ています。

これからの人生を共に歩むことを夫婦で誓いあった証としての指輪、それが結婚指輪なのです。では、どのような選び方で結婚指輪を決めるのがベストなのでしょうか。ゼクシィトレンド調査による統計と共にご紹介していきます。

結婚指輪の選び方のポイント:①素材

結婚指輪で人気の素材は、

  • プラチナ……82.5%
  • ゴールド(ホワイト・ピンク含む)……8.3%
  • コンビ(プラチナとゴールド)……5.6%

という結果が出ています。多くの方がプラチナを選んでいるようですね。

よく言われているのが、肌がどちらかというと黒めという方には、ゴールドの指輪がよく映えるということです。

好きな素材を選ぶことももちろん大切ですが、自分の肌の色に合うものをチョイスするというのも、一つの指針になるかもしれませんね。

結婚指輪の選び方のポイント:②石

らゆる宝石を率いるダイヤ© iStock.com/RobertKacpura

結婚指輪の石の種類は、どのような割合で選ばれているのでしょうか。表を見てみましょう。

  ダイヤ ルビー サファイア 石なし その他
女性 75.4% 1.7% 3.9% 20.3% 5.7%
男性 16.5% 1.4% 3.3% 73.6% 5.7%

統計によると、女性は「ダイヤ」、男性は「石なし」が一番人気とのことです。

意外にも、女性の結果では「石なし」がダイヤに次いで多いということが分かりました。婚約指輪との重ね付けをする方は、結婚指輪に石をつけない場合がありますので、それが影響しているのではないでしょうか。

ダイヤ、ルビーなどと一口に言っても、カラット数や石の個数、形など、そのパターンは無限大です。それらの要素を総合して、一番気に入る石はどのようなものか、ある程度イメージを絞り込んでいきましょう。

結婚指輪の選び方のポイント:③サイズ

ぴったりよりもほんの少しだけ余裕のあるサイズを選ぶと、出産や体重の増加で体型が変わった際に「キツくて着けられない……」という事態を避けられます。

ただし、ゆとりを持たせすぎると、かえってブカブカになり日常生活で不便な思いをしてしまいますので、ほどほどにとどめておきましょう。

結婚指輪の選び方のポイント:④形状

結婚指輪のデザインは、大きく分けて5種類です。それぞれの特徴は以下の通り。

形状 特徴
ストレート シンプルなデザインで男女共に人気。目立ちにくいので職場にも着けて行きやすい。
ウェーブ 柔らかな丸みを帯びたフォルム。女性向き。
V字 中央がなだらかなV字を描いている。指を長く綺麗に見せることができる。
幅広 その名の通り幅が広めのデザインで、男性や彫刻にこだわりたい方向き。
エタニティー 指輪の外側にぐるりと一周石があしらわれたゴージャスなデザイン。女性向き。

<それぞれまったく異なる特徴がありますので、自分の指や生活スタイルにはどの形状が一番合うか、試着しながら探るのがいいかもしれませんね。

結婚指輪の選び方のポイント:⑤金属アレルギー

せっかく結婚指輪を買っても、金属アレルギーでは着け続けることが難しくなってしまいます。事前に金属アレルギーの有無を調べてから、指輪の準備をするようにしましょう。

結婚指輪の選び方のポイント:⑥予算

結婚指輪と予算© iStock.com/AndreyPopov

予算は前もって、そして見栄を張らずに決めておきましょう。高い買い物になることが想定されるからこそ、いい格好をしようとするのではなく、正直な金額を定めることが大切です。

ちなみに結婚指輪の平均予算は二人で24.2万円、うち妻が13.1万円、夫が11.1万円という調査結果が出ています。

予算設定の際にお役立てくださいね。

結婚指輪を選ぶ際に気をつけることは?

結婚指輪を選ぶ時には、以下のことにも気をつけましょう!

婚約指輪との重ね着けにも注目!

婚約指輪をすでに持っていて、結婚指輪と重ね着けをしたいという方は、双方が喧嘩しないようなデザインの指輪を選びましょう。

また、指輪の石同士がぶつかって着け心地が悪くなってしまうことも考えられます。試着をしつつ、婚約指輪との相性を確かめましょう。

メンテナンスやサポートが充実したお店で買うと安心

クリーニングなどを無料で行ってもらえる店舗などもありますので、指輪本体だけでなく、ショップに関する情報も調べておきましょう。

納品までの期間をきちんと確認する

既製品、セミオーダー、フルオーダーなど、指輪のスタイルによって手元に届くまでの期間も異なります。

結婚指輪の検討には平均1.5ヵ月かかるというデータがありますので、結婚式までにきちんと間に合うよう、余裕をもって準備を始めましょう。

どちらかに任せきりにしない

特に男性に多い傾向ですが、結婚指輪選びをパートナー任せにするのはやめましょう。結婚指輪に思い入れが無い方もいらっしゃるでしょうが、反対に強い憧れを持っている方もいます。

下手をすると将来に禍根を残しかねませんので、面倒がらずに二人で選ぶようにしましょう。

候補は出来るだけ絞った方が決めやすい

実際に店舗に足を運ぶ前に、候補を絞り込めるだけ絞り込んだ方が結婚指輪を決めるのが楽になるでしょう。仕事が忙しくて時間が取れないという方は特に、事前の準備が大切ですよ。

男女で違うデザインの指輪を選んでも!

デザイン違いの結婚指輪© iStock.com/KaninRoman

おそろいの指輪を買うのも素敵ですが、あえて違うデザインのものを選ぶのも素敵です。

例えば、女性は華奢、男性は幅広のデザインを選んでみたり、素材を違うものにしてみたりすることで、並べた時に互いの指輪がよく映えます。

お二人にとって一番の組み合わせを探してみるのも、楽しいかもしれませんね。

満足のいく結婚指輪選びを!

結婚指輪に対して自分が何を求めるのかを、大まかにでも把握しておきましょう。そうすることで、理想の指輪に巡り合いやすくなる確率がグンと上がります。

お互いに満足のいく指輪を購入できるように、結婚指輪の選び方のポイントはしっかり押さえておきましょう!

データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019

関連するキーワード