結婚指輪といえばプラチナが主流でしたが、近年はゴールドの結婚指輪も人気が高いようです。結婚指輪にゴールドが選ばれるようになった理由や、ゴールドの結婚指輪を選ぶ際に気をつけたいことついてご紹介します。結婚指輪選びで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
目次
結婚指輪はゴールドでもいいの?
結婚指輪の素材に決まりはなく、ゴールドを選ぶことも可能です。日本では結婚指輪の素材といえばプラチナが一般的ですが、ゴールドの指輪は華やかなうえ、プラチナにも負けないメリットがたくさんあります。ゴールドの結婚指輪が気になっている方は、後悔のないようにゴールド素材の良い点と気をつけるべき点を知っておくことが大切ですね。
ゴールドの結婚指輪が選ばれている理由
なぜゴールド素材の結婚指輪は選ばれているのでしょう。結婚指輪にゴールドが選ばれている理由についてみていきましょう。
日本人の肌に合う
黄色味のあるゴールドは、オークル系の日本人の肌に馴染みやすいといわれています。歳を重ねると、若いころに比べて皮膚の色がトーンダウンする人がほとんどです。そんなときも、ゴールドの指輪は自然な印象で身につけることができ、手元を美しく魅せてくれます。
色の種類が豊富
ゴールドは色のバリエーションが豊富です。ゴールドの色味は、金に混ぜ込む金属の種類や量によって変わります。それぞれの色味の特徴をみてみましょう。
- イエローゴールド・・・黄金に輝き独特の華やかさがある
- ピンクゴールド・・・・ピンクの優しい色合いで女性らしい印象
- ホワイトゴールド・・・プラチナのような見た目で硬くて軽い
最近では、イエローとホワイトの中間のような、落ち着いた印象のシャンパンゴールドも登場しています。ゴールドの魅力はその豊富な種類から、自分の肌に合った色味を探せることです。
ファッション性が高い
プラチナに比べると、ゴールドの結婚指輪の色合いにはあたたかみがあります。そのため、結婚指輪だけが浮いたりせず、フォーマルにはもちろん、カジュアルなファッションとも相性が良いです。様々なスタイルに合わせやすく、日常的なアクセサリー感覚で身につけられるのも人気の秘密かもしれませんね。
コストパフォーマンスが良い
ゴールドの結婚指輪は、一般的なプラチナ素材の結婚指輪に比べ価格が安価です。予算に大きく左右されることなく選べるのも人気の理由の一つでしょう。素材の予算が抑えられた分、ダイヤモンドやデザインにこだわることができるのも魅力ですね。
傷がつきにくい
ゴールドの指輪は、金に銀や銅などの他の金属素材を混ぜることで硬度を高めています。そのため、傷がつきにくく、丈夫で長持ちするのです。大切なものだからこそ、長持ちするかどうかは重要なポイントですよね。
ゴールドの結婚指輪を選ぶ注意点
ゴールド素材の結婚指輪には多くのメリットがあることがわかりましたが、気をつけるべき点についてもご説明します。
金の純度による強度
ゴールドは丈夫で傷つきにくいのが特徴ですが、金の純度によってその強度は異なります。というのも、金そのものはとても柔らかく、純度100％の24金はとても変形しやすいのです。そのため、結婚指輪として日常使いするのであれば、傷みにくい配合のものを選ぶと良いでしょう。
変色に注意
ゴールドはプラチナに比べると変色しやすいといわれています。なかでも、銅が配合されているピンクゴールドは他のゴールド素材に比べると変色しやすいようです。金以外の素材が酸化や硫化を起こすことで変色するため、温泉を利用する際は外すことをおすすめします。ただし、日常使いで極端に色味が変わることはないので、それほど心配することはないでしょう。
持ち物との相性
ゴールドのイメージとして、「きらびやかで派手」「ギラギラしている」などの印象がある方も多いでしょう。確かに、プラチナやシルバーのような色に比べると目につきやすいですよね。しかし、ゴールドは色味や仕上げ、デザインによって印象が変わり、馴染みの良い結婚指輪にすることが可能です。
また、ご自身の持ち物に合わせて考えてみても良いかもしれません。シルバー系のアイテムが多いならホワイトゴールド、かわいらしいアイテムが多いのであればピンクゴールドを選ぶなど、ゴールド素材の選び方は自由です。
後悔しないゴールドの結婚指輪を選びましょう
ゴールドの結婚指輪は、華やかさだけでなく、毎日身につける指輪の素材としても優秀なことがわかりました。結婚指輪はプラチナだと思い込まず、ゴールドの選択肢があることも頭に入れておくと良いでしょう。
結婚指輪の素材を選ぶうえで大切なのは、自分や相手の肌に馴染む色味で長く使用できるものであること。さらに、結婚指輪をどのように身につけたいのかを想像しておくことです。毎日身につけるものだからこそ、自分のイメージに合った結婚指輪をじっくり選びましょう。
