ウエディングブーケその後どうする?アフターブーケの保存方法

ウェディングブーケ©Ruslan_127 – shutterstock.com

「アフターブーケ」をご存知ですか?結婚式が終わった後に残しておくものは案外少ないものです。ブーケもそのうちのひとつで、なにもしないとお花は枯れてしまいます。アフターブーケは当日の素敵なブーケを加工して半永久的に残こしたもののことをいいます。式当日の余韻を感じさせてくれるアフターブーケの保存方法をいくつかご紹介します。

ブーケをドライフラワーに

ブーケをドライフラワーに
©limonstrik – shutterstock.com

ドライフラワーはお花をひとつひとつ乾燥させて保存する方法です。乾燥させるだけなので簡単にできますが、花の色落ちや保存状態を良くするのは難しく、一生きれいに残しておきたければお店にお願いした方がよいでしょう。

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プロがお花を一輪ずつドライ加工させて、ブーケの形をそのまま再現します。完璧な形で記念に残るアフターブーケです。

ブーケを押し花に

ブーケを押し花に
©Agnes Kantaruk – shutterstock.com

花を乾燥させながら、紙に押し当て薄くして保存していく方法です。押し花も簡単にでるので、手先が器用な方はチャレンジしてみるとよいでしょう。できあがった押し花ひとつひとつでブーケの形を作って額にいれると素敵なオブジェとして飾れます。

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丁寧に乾燥させ花びらを一枚一枚重ねていくことで立体的になった押し花のアフターブーケです。場所をとらずに飾れるのでより身近においておけます。

ブーケをプリザーブドフラワーに

ブーケをプリザーブドフラワーに
©Koenig aus Japan – shutterstock.com

プリザーブドフラワーは生花をプリザーブド加工して長期的に保存できるようにしたものです。特殊な染料を染み込ませることで生花の色鮮やかな美しさとソフトな風合いを残せるのが魅力です。染料液を用意すれば自分で作ることもできます。

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フォトフレーム型なので結婚式の写真と一緒に飾ることができます。プリザーブド加工なのできれいに飾れる期間は3~5年とされています。生花の風合いを長く感じることができるアフターブーケです。

ブーケを長持ちさせる方法

加工をするのは費用がかかるので生花のままできるだけ長く楽しみたいという方に、花束を長持ちさせる方法をご紹介します。

涼しい場所に置く

花に最適な温度は5度~10度です。冷房の風などダメージを受けない適温の場所に飾るとよいでしょう。

清潔な水を用意する

茎が水分で腐らないよう花瓶に少なめの水をいれます。毎日水を入れ替えて、清潔な水を保ちます。水を入れ替える時に、茎のぬめりをとり、茎先を少し切ります。切り花専用の栄養剤を入れるとより長持ちします。

切り花専用の栄養剤を入れる

切り花専用の栄養剤は、花の栄養補給と水の腐敗防止を同時におこなってくれます。水替えもしなくていいので手間いらずです。

アフターブーケまとめ

きれいに保存しようと思うとプロの手を借りないとできないアフターブーケもありますが、押し花などは比較的簡単に手作りこともできます。費用とブーケへの思いを考えて、最適な保存方法を決められるといいですね。もしお店にアフターブーケ加工を依頼する場合は、生花への負担が少ないうちに回収にきてもらう必要があるので、事前予約が必須です。結婚式の前にブーケをどうするか決めておくのがよいでしょう。