芳名帳は必要?ゲストカードの違いとそれぞれの使い方

芳名帳とゲストカード©cclickclick – iStock.com

結婚式に出席するゲストが、最初におこなうのが受付です。受付では住所や名前を書いていただく芳名帳が置かれていることが多くあります。芳名帳はなんのためにあるのでしょうか。最近では、名前のみのゲストブックやゲストカードを使って受付をおこなう場合もあります。芳名帳とゲストカードとどちらがよいのか、それぞれの違いやメリット、使い方などを紹介します。

芳名帳やゲストカードはなんのためにある?

芳名帳とゲストカードは、結婚式や披露宴でゲストの出欠を確認するものになります。基本的に芳名帳やゲストカードは必ず用意しないといけないわけではありません。あらかじめ出席者が分かっている場合は必要ないのではと感じるカップルも多いようです。ですが、ゲストが受付を通ったかや、席次の名前は間違っていないか、招待状返信後の住所変更はないかを確認するために必要になります。他に、代理の方が結婚式に出席した場合、席次の変更の対応もできます。誰が出席してくれたか名簿として残るので、後日のお礼にも役立ちます。
芳名帳とゲストカードはどちらも同じ意味合いがあるので、受付ではどちらを使用しても問題はありません。では、芳名帳とゲストカードの違いとはなんなのでしょう。

芳名帳とゲストカードの違いとは

芳名帳とゲストカード©madisonwi – iStock.com

芳名帳(ゲストブック)とは

芳名帳とは、結婚式や披露宴に出席するゲストが受付で住所や名前を書いてもらうものになります。芳名帳は英訳でゲストブックとも言われています。芳名帳に記入してもらうことで、出席者の確認が一覧で見れるのもメリットです。ですが、芳名帳は一人一人に記入していただくので、人数が多い場合に受付が混雑しやすいというデメリットもあります。

ゲストカードとは

ゲストカードとは、ゲスト一人一人に用意されているカードになっており、結婚式当日までに名前や住所を書いてきてもらうものになります。芳名帳の代わりになるもので、受付時にゲストカードを渡すだけなので、芳名帳とは違い受付が混みにくいのがメリットです。また、お祝いのメッセージを書き込む欄がとられていることもあり、記念として残すことができます。デメリットとして、年配の方に馴染みがないのでカードを忘れる方や、記入せずに持っていてしまうことがあります。一般的に、招待状といっしょに同封しますが、受付で渡して待ち時間に書いてもらう方法もあるようです。

芳名帳とゲストカードそれぞれの使い方

芳名帳(ゲストブック)

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芳名帳を用意する前に、名前、住所、電話番号、メールアドレスなど何を書いてもらうか決めましょう。最近では、ゲストに負担がないように名前のみ記入してもらう芳名帳もあります。芳名帳はノートタイプと、バインダータイプがありますが、何を書いてもらうかや、招待人数によって選ぶとよいでしょう。

芳名帳の使い方の流れとして、
1. 結婚式当日、芳名帳を受付に用意しておく
2. 出席したゲストに必要事項を記入してもらう

芳名帳は慣れている方が多く、ゲストも戸惑いなく記入していただけます。ですが、記入事項が多いと受付が混んでしまうこともあります。その対処法として、ノートタイプの場合、新郎側と新婦側で2冊用意しておくと受付がスムーズにおこなえます。バインダータイプのように取り外しができるタイプのものは、受付の混雑時に紙を外して書いてもらうことができるので便利になります。

ゲストカード

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ゲストカードに、名前、住所、電話番号、メールアドレス、新郎新婦へのメッセージなど何を書くか決めましょう。決まったらゲストカードを準備していきましょう。ゲストカードは記入欄の他に、一言「ご記入いただき、当日ご持参ください」「このカードは芳名帳の代わりになります。当日受付にお渡しください」など明記しておくのを忘れないようにしましょう。

ゲストカードの使い方の流れは、
1. ゲストカードを招待状といっしょに送る
2. ゲストがカードに必要事項を記入する
3. 結婚式当日に持参してもらい、受付でカードを渡す

ゲストカードに慣れない方は、受付に戸惑ってしまうゲストや、ゲストカードを忘れる方もいます。忘れてしまったゲストのために、受付には予備のゲストカードと筆記用具を準備しておくと安心です。家族で招待する場合は、ゲスト一人一人に用意しなくても大丈夫です。

芳名帳とゲストカードの違いとそれぞれの使い方まとめ

結婚式にはゲストの欠席の確認のため、芳名帳やゲストカードは必要になります。使用するのはどちらでも問題はありません。ですが、ゲストカードに馴染みのないご年配のゲストが多い場合は芳名帳にするか、ゲストカードの場合忘れてきたときのために予備を準備しておくとよいでしょう。どちらを利用するかはお二人の好みや参加するゲストに合わせて決めましょう。

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