内容の違いを知って自分に合ったガーデンウエディングをやろう

ガーデンウエディングの内容©ozgurcankaya – iStock.com

ガーデンウエディングと聞くと青空の下で開放的な空間と緑あふれる会場でおこなう結婚式を思い浮かべると思います。ガーデンウエディングには決まった形式ではなく、さまざまなスタイルがあることをご存知でしょうか?どのような違いがあるのかガーデンウエディングをおこないたいカップルは知っておきたいところ。スタイル別の内容や魅力のご紹介とアイデアをまとめてみました。

ガーデンウエディングの特徴と内容

ガーデンウエディングとは、緑の美しい屋外で挙式・披露宴をおこなうウエディングスタイルのことです。室内では味わえない開放感たっぷりな空間でアットホームな雰囲気の中、ゲストといっしょにゆったり過ごせることが特徴です。さまざまなスタイルがあるガーデンウエディングは、挙式やデザートタイムをガーデンでおこなったり、挙式から披露宴まで屋外でおこなうオールガーデンウエディングやカジュアルな結婚式のアウトドアウエディングなどお二人のおこないたい雰囲気や結婚式のイメージに合わせてスタイルを選ぶことができます。

ガーデンウエディングの多様なスタイル

ガーデン挙式

ガーデン挙式©kenzaza – iStock.com

ガーデン挙式は緑あふれるガーデンで堅苦しくないアットホームにおこなえるのが魅力。会場を自由に装飾できるので、海外ウエディングのようにガゼボを使う挙式や大きな木に白いチュールや布をカーテンのように飾り付けた中でリラックスした雰囲気の中おこなう人前挙式も素敵です。ガーデン挙式は当日の天候に左右されるところがあるので雨や風が強いときには、室内のチャペルを抑えておく必要があります。

オールガーデンウエディング

気候のよい季節におすすめしたいのが挙式・披露宴ともに屋外でおこなうオールガーデンウエディング。青空と広大な緑や木々の広がる中でおこなう結婚式は、非日常な空間でゲストが楽しめるところが最大の魅力です。屋外で開放的にできますが、ゲストの負担も気をつけておきたいところ。屋根付きの休憩スペースの用意をしておくと安心です。全てのプログラムを屋外でおこなえる会場は限られているので、自分たちのおこないたいイメージで結婚式ができる会場探しをすることが必要になります。

スイーツビュッフェなどのデザートタイム

ガーデンのデザートタイム©beorm – iStock.com

緑豊かなガーデンでスイーツやフルーツを味わえ、参列したゲストが結婚式を満喫できるのがスイーツビュッフェを代表とするデザートタイムの魅力になります。新郎新婦が幸せのお裾分けとしてケーキサーブすることも演出の盛り上げにぴったりです。ゲストがスイーツコーナーに集中して混雑しないようなレイアウトやプログラムにも気をつけておきたいところ。季節によって飲み物を温かいものや冷たいものを用意しておくこともゲストが喜ぶポイントです。

ナイトウエディング

ガーデンでナイトウエディング©olegbreslavtsev – iStock.com

夕方から始めることができ、平日に開催することが可能なウエディングです。日の落ちたあとにキャンドルやライトアップをした屋外は幻想的でロマンチックな結婚式ができます。夏の時期は花火を使いゲストが喜ぶ演出を取り入れることもガーデンウエディングならではの季節の演出になります。夜になってからの開催なので、季節によっては冷え込みや虫の対策を忘れないようにしましょう。

二次会をガーデンパーティに

おしゃれなカフェに併設されたプールやテラス付きの会場を貸し切っておこないます。キャンドルやライトが灯るテラスでスイーツビュッフェをおこなったり新郎新婦との記念撮影をしたり、屋外も利用しながらの二次会は昼間におこなう結婚式と違ったパーティの印象になります。冬の寒い時期の開催では夜外の気温はさらに下がるので、寒さ対策で屋外で使う暖房器具、カイロやブランケットも必要です。

ウェルカムドリンクを屋外で

ウェルカムドリンク©Halfpoint – iStock.com

結婚式が始まるまでの時間に開放的なガーデンの中でおこなわれるウェルカムドリンクは、ゲストがアットホームな空間で新郎新婦を待つ楽しいひとときになります。ゲストをおもてなしする大切な演出なので新郎新婦がこだわったドリンクを用意しておきましょう。ご年配の方へは椅子を用意して休憩スペースを設ける配慮もおこないましょう。

アウトドアウエディング

ガーデンウエディングの中でもより自然に近い形で、お二人らしい個性を表現できる新しいスタイルがアウトドアウエディングです。気取らずにいつもの新郎新婦らしく自然に囲まれた空間で、演出もパーティの時間も自由におこないながらゲストと楽しみます。通常の結婚式のように会場の広さを制限されていないので大人数のウエディングにもピッタリです。プログラム全てを屋外でおこなうことが多いので、ゲストにカジュアルな服装での参加のアナウンスや気候に左右されることでの暑さ寒さ、雨や虫の対策を考えておきましょう。

ガーデンウエディングのアイデア

緑あふれる中で人前式

ガーデンウエディングで一番人気なのがガーデン挙式。人前式でおこなうことでアットホームな雰囲気とロケーションがマッチして記念に残るセレモニーに。

アウトドアな雰囲気でのスイーツビュッフェ

自然体な会場の中でのスイーツビュッフェは、新郎新婦とゲストの距離が近く楽しいひとときが過ごせます。ラスティックな雰囲気とガーランドを飾り付けてコーナーを演出して。

ガーデンで食事をアットホームに楽しんで

プログラムがオールガーデンであれば、屋外でゆったり料理を楽しむことも非日常な空間で新郎新婦もゲストも楽しめます。

ナイトウエディングで幻想的な空間を

陽が落ちた時間帯ならではのライトアップはロマンチックな演出で魅力的。新郎新婦との記念撮影もフォトジェニックな雰囲気になります。

内容の違いを知って自分に合ったガーデンウエディングをやろうまとめ

ガーデンウエディングのように緑あふれる青空の下でおこなうウエディングは通常の結婚式では味わえない空間で特別で自由な演出ができます。屋外で全てのプログラムをおこなうイメージがありますが、スタイルはさまざま。春や秋の気候がよいときにおこなうガーデンウエディングは新郎新婦にもゲストにとっても最高の結婚式になります。どのスタイルでもゲストへの配慮を考えておくことがポイントです。暑い寒いや雨、虫などの対策が必要になるので、ゲストが気にならないように準備をしておくことが大切になります。自分たちのイメージしているスタイルに合った素敵なガーデンウエディングになるとよいですね。