冬の結婚式に何を羽織る?ドレスの上に羽織るならボレロ・ショール・ジャケット?

© iStock.com/meatbull

冬の結婚式の羽織物は悩みますよね。冬の結婚式であっても、会場内は寒くないので、そこまで寒さ対策は考えなくても大丈夫です。基本的にはドレスと羽織物のコーディネートを考えて、ボレロ、ジャケット、ショールなどを選ぶようにしましょう。

冬の結婚式で羽織物は必要?

冬の結婚式でも、肩を露出させないドレスなら羽織物はなくても大丈夫です。よく、寒さ対策で羽織物を選ぶ方もいますが、基本的に会場内は暖房が効いていてとても過ごしやすくなっています。過度な厚着は逆に暑くなる可能性があるので、ご注意ください。ただし、神社などで行われる神前式や、フラワーシャワーを行う結婚式の場合、ドレス1枚では寒いです。この場合は、何か1枚、羽織物を選んだほうが安心できます。膝掛けにもなるようなショールを選ぶと便利です。

冬の結婚式のドレスの羽織物は何を選ぶ?

冬の結婚式のドレスの羽織物には、

  • ボレロ
  • ジャケット
  • ショール

の3種類があります。

例えば親族などの場合、よりフォーマル感あるドレスアップを求めるならジャケットがおすすめです。しかし、基本的にはどのお立場でも羽織物はどれを選んでも問題ありません。大切なのは、ドレスと羽織物のコーディネートが合っているかどうかです。ドレスがかわいい雰囲気なら、羽織物もかわいく、ドレスが大人っぽい雰囲気なら、羽織物も大人っぽい感じのジャケットやエレガントなショールがおすすめです。

冬の結婚式で羽織物を選ぶ際のポイント

冬の結婚式で羽織物を選ぶ際のポイント© iStock.com/ilia-art

冬の結婚式で羽織物を選ぶ際のポイントをご紹介します。

薄手の羽織物でも大丈夫

上記でも紹介しましたように、結婚式会場は暖房が効いているので、羽織物は薄手のものでも問題ありません。基本的には誰よりも露出の高い、花嫁に合わせて温度設定がされているので、相当暖かい室温となっているはずです。シフォン素材は薄手ですが、通年使えるフォーマルな素材となりますので、冬の結婚式のドレスや羽織物で選んでも大丈夫です。

ドレスのデザインに合わせた羽織物を選ぶ

羽織物選びでやりがちなミスは、ドレスのデザインに被る羽織物を選ぶことです。ドレスに花モチーフやビジュが施されている場合、なるべくそれに被らない羽織物を選ぶことが大切になってきます。また、ウエスト切り替えのあるドレスの場合、羽織物は切り替えラインよりも着丈の短いものを選びます。そのほうが、体型をすっきりとみせ、綺麗なコーディネートとなりおすすめです。

手首は隠れないほうが綺麗

手首や足首、鎖骨などは見せたほうが細く、女性らしく見えます。長袖の羽織物を選んでも大丈夫ですが、できれば七分袖や八分袖などの羽織物の方がおすすめです。

羽織物も結婚式マナーを守って

羽織物も結婚式のマナーである、白、アニマル柄やファーなどの柄物、カジュアルな印象のあるカーディガンやニット素材を避けて選びましょう。特に冬の結婚式でやりがちなNGマナーが「ファー素材」となります。ファーの着いた羽織物が多いので、ついつい選びがちですが、殺生イメージがあるのと、お料理に毛が入る可能性もあるので、結婚式でのファー素材は避けましょう。ただし、カジュアルなウエディングや目上の方のいない結婚式などの場合は、そこまでマナーも厳しくないので、ファー素材を選んでも問題ありません。

冬の結婚式の羽織物でボレロを選ぶ場合のポイント

冬の結婚式の羽織物でボレロを選ぶ場合のポイント© iStock.com/violet-blue

着丈の短い羽織物全般をボレロと呼びます。結婚式のボレロは、ふんわりとしたシフォン素材のものが多いですが、ボレロジャケットと呼ばれる、生地がしっかりしたジャケットタイプのボレロもあります。可愛い雰囲気のコーディネートにしたければ、ふんわりとしたシフォンボレロがおすすめです。上品な雰囲気にコーディネートをしたければ、七分や八分袖のボレロジャケットを選ぶようにしましょう。

ドレスがシンプルな場合、ボレロはビジュが施された華やかなものを、ドレスが華やかなら、ボレロは装飾名ないシンプルなものがおすすめです。ドレスの雰囲気に合わせて、ボレロを選ぶようにしましょう。

冬の結婚式の羽織物でジャケットを選ぶ場合のポイント

冬の結婚式の羽織物でジャケットを選ぶ場合のポイント© 作者名 – stock.adobe.comMaxFrost

冬の結婚式では、暖かいジャケットの羽織物が人気です。特に、親族や上司の立場などできちんとした印象を与えたい場合には、ジャケットを選ぶのがよいでしょう。ジャケットは、着丈が長めになる分、全体的に印象もやや重たくなります。Aラインのドレスよりも、Iラインのすっきりとしたシルエットのドレスと合わせたほうが綺麗です。また、重い印象とならないためにも、ブラックよりも、明るめのジャケットを選んだほうが華やかない雰囲気となりおすすめです。

冬の結婚式の羽織物でショールを選ぶ場合のポイント

冬の結婚式の羽織物でショールを選ぶ場合のポイント© 作者名 – stock.adobe.comtaka

どんなドレスにも合わせやすく、さっと羽織れるショールは優秀な羽織物です。厚手生地のものを選べば、膝掛けとしても使えておすすめです。特にマタニティの方は、寒さ対策にショールを一枚持っていると安心できます。

最近では上記画像のようにファー素材のショールが人気ですが、これは結婚式のNG服装マナーとなるので、ご注意ください。格式高い結婚式や、目上の方のいる結婚式ではファーのショールを選ばないようにしましょう。カジュアルなレストランウエディングや、親族のいない二次会などの場合はファー素材を選んでも、最近では大丈夫になってきました。なのでその場合はファーのショールを選んでも大丈夫ですが、ゴージャスなボリュームあるファー素材は花嫁よりも目立つので、それは避けましょう。

冬の結婚式の移動時の羽織物はコートがおすすめ

冬の結婚式では、会場内は暖房が効いているので羽織物はなくても大丈夫ですが、会場まで移動する道のりは寒いので、コートでしっかりと防寒対策を行いましょう。基本的には会場に着いたらコートは脱いでクロークに預けるので、コートは何を着ても問題ありません。ただし、コートを着て写真に写る場合や、まわりのゲストと共に二次会会場まで移動をする場合は、なるべく結婚式の服装マナーを押さえたコートのほうが無難です。

冬の結婚式の羽織物はドレスに合うものを選ぼう

冬の結婚式での羽織物は、防寒対策よりもドレスとのコーディネートを重視して選びましょう。なんども書いていますが、会場内は暖かいのでそこまで厚着をしなくても大丈夫です。ドレスとのコーディネートがあっているのか?立場に相応しい羽織物なのか?という点を考えて、選んでほしいものです。素敵な羽織物で、ドレスアップにさらに磨きをかけてあげてください。

関連するキーワード