結婚式でのメンズ衣装の正礼装は新郎・父親・仲人の服装!

[公開日]2020.01.06

メンズ衣装の正礼装© iStock.com/Chereliss

結婚式のメンズ衣装で正礼装(フォーマル)を着るのは、新郎や父親、仲人などです。正礼装は男性の第一礼装とされ、格式高いシーンでの男性の服装となります。昼間と夜で選ぶ衣装は異なりますが、日本においては昼間の衣装を夜に着る人も珍しくありません。結婚式に相応しい、メンズ衣装の正礼装(フォーマル)を見ていきましょう。

メンズ衣装の正礼装(フォーマル)とはどんな服装?

メンズ衣装の正礼装(フォーマル)とはどんな服装© iStock.com/feedough

お葬式や結婚式などの冠婚葬祭では、男性は礼服スーツを着ます。礼装は下記の3種類に分けられ、TPOに合わせて選ぶのがマナーです。

  • 正礼装(フォーマル)
  • 準礼装(セミフォーマル)
  • 略礼装(インフォーマル)

男性の第一礼装にあたるのが正礼装(フォーマル)となり、格式高い行事で着られる服装となります。結婚式の場合の正礼装は、タキシードやモーニングコート、燕尾服などです。また、和装の場合の正礼装(フォーマル)は、黒五つ紋付羽織袴となります。

結婚式で正礼装(フォーマル)を着る立場

結婚式で正礼装(フォーマル)を着るのは基本的に「新郎・父親・仲人」の立場となります。結婚式では新郎が主役なので、父親や仲人は新郎に服装の格を合わせるか、一つ格を下げた準礼装(セミフォーマル)を選ぶのが基本です。格式の高い結婚式では主賓も正礼装(フォーマル)を着ることがありますが、基本的には準礼装(セミフォーマル)で問題ありません。

結婚式メンズ衣装での昼間の正礼装(フォーマル)

結婚式メンズ衣装での昼間の正礼装(フォーマル)© iStock.com/seijiroooooooooo

太陽が暮れるまでの時間(夏は18時、冬は17時まで)に着る、メンズ衣装の正礼装(フォーマル)をご紹介します。日本の挙式や披露宴などは昼間に行われることが多いので、下記でご紹介する衣装は着る機会が多いです。

昼間の正礼装はモーニングコート・フロックコート

昼間の男性の正礼装(フォーマル衣装)はモーニングコートやフロックコートとなります。昼間の正礼装でフロックコートを選ぶ方は年々減りつつあり、モーニングコートの方が人気が高いです。結婚式や内閣発足の就任式などでの格式高い行事で、男性がモーニングコートを着ている場面はよく見られます。

モーニングコートの特徴

モーニングコートの特徴は、上着の丈が膝くらいまである点と、前側がボタン位置から裾に向けて斜めにカットがされている点となります。モーニングコートはベスト着用がマナーとなり、黒またはグレーの縦縞ストライプズボンを合わせるのが基本です。ネクタイはボリュームのあるアスコットタイや、一般的なかたちのネクタイを合わせます。

フロックコートの特徴

フロックコートは膝まであるダブルの上着が特徴的です。モーニングコート同様、ズボンは、黒またはグレーの縦縞ストライプズボンを合わせます。モーニングコートが流行る前に使用されていた昼間の正礼装でしたが、最近ではあまり着用されることもありません。

結婚式メンズ衣装での夜の正礼装(フォーマル)

結婚式メンズ衣装での夜の正礼装(フォーマル)© iStock.com/MedejaJa

暗くなってからの時間(夏は18時以降、冬は17時以降)に着る、メンズ衣装の正礼装(フォーマル)をご紹介します。夜の正礼装は結婚式の他、格式高いパーティーや晩餐会などのお呼ばれの際にも着用することが多いです。

夜の正礼装は燕尾服 ・タキシード

夜の男性の正礼装は、テールコートとも呼ばれる燕尾服やタキシードとなります。昼間の正礼装でジャケット&ズボンが別カラーになっているのに対し、夜の正礼装は同色でまとめるのが基本です。また、ネクタイは蝶ネクタイを選ぶのが、フォーマルな装いとなります。

燕尾服(えんびふく)の特徴

ジャケットの後ろ側が燕の尾のようになっていることから、燕尾服(テールコート)と呼ばれる正礼装です。ジャケットの前側が短く、後ろが膝まで長いのが特徴となります。ジャケットとズボンは上下黒で、白のベストと白のネクタイを合わせるのが基本です。晩餐会で天皇陛下も着用されるくらい、格式の高い夜の正礼装となります。

タキシードの特徴

日本の結婚式での新郎の衣装は、時間帯に限らずタキシードが主流となっています。しかし、タキシードは本来夜の正礼装となるのです。燕尾服同様、ジャケットとズボンは上下黒となっており、カーマンバント(腹巻のようなアクセサリー)もしくはベストを合わせるのが特徴です。ジャケットとズボンは黒が基本ですが、新郎の場合は白やデザイン性のあるカラーを選んでも問題ありません。ネクタイは蝶ネクタイ(ボウタイとも呼ばれる)が基本となりますが、日本の結婚式の場合は一般的なデザインのネクタイを選んでも大丈夫です。

メンズ衣装の正礼装(フォーマル)のホワイトタイ・ブラックタイとは?

パーティーなどで、メンズ衣装のドレスコードが「ホワイト・タイ」や「ブラック・タイ」となっていることがあります。基本的には両方夜のドレスコードとなり、「ホワイト・タイ」は燕尾服、「ブラック・タイ」はタキシードのことです。「タイ」とはネクタイのことを指します。燕尾服では白い蝶ネクタイ、タキシードでは黒の蝶ネクタイを合わせるので、それぞれを「ホワイト・タイ」や「ブラック・タイ」と呼ぶようになりました。

カジュアルな結婚式ではメンズ衣装が正礼装(フォーマル)でなくても良い

カジュアルな結婚式© iStock.com/Image Source

結婚式では新郎、父親、仲人の衣装が正礼装と決まっています。しかし、最近ではカジュアルな結婚式も増えているので、必ずしも正礼装でなければいけないということはありません。基本的に新郎が新婦の衣装と格を揃え、新郎の衣装に合わせて、父親や仲人も衣装を選べば大丈夫です。

カジュアルな結婚式で新郎が半ズボンや半袖などの衣装を着る場合は、父親や仲人もそれ同等の服装を選んで下さい。メンズ衣装の正礼装(フォーマル)には、時間帯や細かな着こなしマナーがありますが、日本ではそこまで気にしない場合も多いです。モーニングを夜に来ていたり、タキシードを午前に着ていたりすることも珍しくありません。
悩んだ際は、プランナーさんに相談したり、両家で相談して服装を選ぶことをおすすめします。

メンズ衣装の正礼装(フォーマル)は正しく選ぼう

日本ではそこまで正礼装(フォーマル)の細かいマナーを気にしません。しかし、やはりフォーマルな場なので、できれば結婚式ではメンズ衣装の正礼装(フォーマル)マナーを押さえた選び方を心がけるほうが、よりスマートな印象となります。昼間はモーニングコートやフロックコート、夜は燕尾服 やタキシードを選ぶのがおすすめです。

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