神前式は撮影してもOK?写真や動画の撮影で知っておくこと

神前式@ Aya2018/Shutterstock.com

結婚式の思い出として写真や動画は大切な記録になります。いろいろな儀式のある神前式は神聖で厳かな結婚式ですが、写真や動画を残すことができるのでしょうか。撮影をするときにもいくつか決まりがある神社がほとんどです。神前式で写真や動画を撮影するときに事前に知っておくことをご紹介していきましょう。

神前式の写真、動画撮影で事前に確認しておくこと?

神前式@ iStock.com/gyro

神前式はチャペル式よりも撮影規制が多く、その神社で撮影経験があるカメラマンでなければ撮影が難しいかもしれません。事前にプランナーや神社に確認することは持ち込みのカメラマンはOKなのか提携先のカメラマンのみになるのか聞いておきます。また、持ち込みのカメラマンを依頼するときは業者へ神社に行き慣れているカメラマンが当日対応できるか確認しておくことも大切です。

神前式の写真、動画撮影で知っておくこと

乾杯@ iStock.com/pdiamondp

プロのカメラマンにお願いする方がスムーズ

神前式は儀式を大切にしているので、撮ってはいけないところなどを把握した上で邪魔にならないように写真、動画を撮影することが大切です。結婚式場の提携カメラマン以外にお願いするときは当日の流れを把握してもらえるように事前に打ち合わせをしましょう。神殿内は代表者のみの撮影であることがほとんど。人数も決められていることが多いので、プロのカメラマンにお願いする方がスムーズになります。

挙式中の移動撮影ができないことも

神前式は非常に静かなので、人が動くこと自体が目立ちます。踏み込んではいけない場所も多く、挙式中は撮影する場所が決まっていることも。特に持ち込みカメラマンの場合は指定された場所からのみの撮影となるので、いろんな角度からの撮影ができないことが多くなります。

結婚式そのものが撮影禁止

厳しい神社の場合神前式の撮影そのものができないこともあります。社殿をバックにした写真、動画の撮影や屋外の写真は基本的にOKとなるようです。

ゲストにも撮影できないことを伝えておく

今はスマホで気軽に写真や動画を撮ることができます。ですが、神前式はゲストでも代表者のみが撮影できることがほとんどです。特に神殿内での撮影はできないことは事前に伝えておきましょう。ゲストが新郎新婦を記念に残したい気持ちはあると思うので、挙式の前後にはいっしょに撮影できる時間を設けます。

時間制限はあるか

人気のある神社では一日にたくさんのカップルが神前式をしています。同じ場所を使用するため
時間に制限が設けられていることもあります。人気の神社の場合は事前にどのくらいの時間があるのか確認をしておきましょう。

神前式で写真、動画が撮影できないところ

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・参進
・参進
・祝詞奏上

神前式での写真、動画撮影はいくつかの儀式で禁止されています。花嫁行列とも言われている「参進」は参進に参列している方は撮影できません。参進の風景は必ず残しておきたいものだと思います。この場面はプロのカメラマンにお願いをしましょう。神殿に入りおこなう儀式では「修祓」というお清めの儀式や、斎主が神に新郎新婦の結婚の報告をおこなう儀式の「祝詞奏上」はプロに限らず撮影ができません。このときはカメラマンもいっしょに列席者と同じく頭を下げて待機します。また、神殿の神棚で特に鏡は神聖なものとして撮影禁止になります。

神前式の写真や動画の撮影ルールを知って素敵な記念を残そう

撮影ルール@ iStock.com/pdiamondp

神前式は神聖な儀式が多いので厳かな空気感を保った中で結婚式をおこないたいと考えると思います。とはいえ、その様子を写真や動画には残しておきたいと考えますよね。ゲストが撮影をしやすい場面は、控室や挙式後が自由に撮影ができるので事前に知らせておきましょう。神前式自体は決まった撮影場所や撮影禁止の儀式や場所があるので、挙式中の写真や動画を残したい場合は神前式に慣れているプロのカメラマンに撮影をお願いすることがスムーズに進みます。撮影ルールをお二人も把握して、ハレの日の姿をたくさん記念に残しましょう。