必読!マリッジブルーはこれで解決~原因・症状・対策マニュアル

マリッジブルーの原因© iStock.com/marrio31

この記事を読んでいるあなたは今、マリッジブルーの真っ最中ではないでしょうか?自分でも原因がわからない初めての感情に、複雑な気持ちかと思います。わかります、筆者もマリッジブルーを経験した一人です。本当に辛いし、自分では答えも見つけられない状況になります。しかしその気持ちは永遠ではないので、安心してください。この記事ではマリッジブルーの症状、原因、対策までをご紹介します。

マリッ<ジブルーの原因

マリッジブルーの原因© iStock.com/SIphotography

マリッジブルーを引き起こすのは、生活の変化に伴う「ストレス」や「不安」だったりします。マリッジブルーになりやすい原因をまとめたので、順番にみていきましょう。

変化に対する漠然とした不安

結婚は人生において、大きな変化を起こします。引っ越し、退職、親元や友人と離れて暮らす、他人との共同生活、結婚式という大きな出費の発生などなど。不安材料が多すぎて、自分では何が根本の原因かわからず、漠然とした「大丈夫かな?」「この人で良いのかな?」「私やっていけるのかな?」という不安にかられて、マリッジブルーを引き起こす人も多いです。漠然とした不安のままだと対処もしにくいので、一つづつの不安材料を紙に書き出して、気持ちの整理を行うと良いですよ。

入籍や結婚式準備のストレス

男女ともマリッジブルーを引き起こす一番の原因は「結婚式の準備」だそうです。結婚式とは自分たちが右も左もわからないまま、大金と多くの人を動かす、大きなプロジェクトだと言えます。時間とお金に追われて必死で結婚式に向けて準備をしていく中、今まで気づかなかった相手の嫌な面が見えたりしてきます。「僕や僕の家族ばかりがお金を出している。」「私ばかりが準備して、彼は手伝ってくれない」などといった感情が準備のストレスと重なって、マリッジブルーとなってしまうのです。

プレッシャー

「相手の家族とうまくやっていけるかな?」「自分が家族を養っていけるかな?」「毎日家事とお料理を完璧にできるかな?」「家庭と仕事を両立できるかな?」などあげればきりがないですが、自分が自分に与えるプレッシャーでもマリッジブルーになります。理想は大きく持たずに、「今の自分にできること」に目を向けて見てください。

収入面やお金に対する不安

結婚の話しを進めたり、結婚式の準備を進めていくと、必ずお金の話しがでてきます。この時に初めてお互いの収入を知ったり、貯金額をしったりする人も多いです。「費用が足りず、結婚式でやりたかった演出が出来ない」「新婚旅行で行きたいところに行けない」などお金関係で理想と現実にギャップが生じると、それがそのままマリッジブルーへと繋がる材料となります。

自分の親や相手の親との関係

結婚式の準備中に、自分の親や相手の親と揉めるケースも多いです。結婚は二人だけの問題ではなく、家族同士の繋がりでもあります。気難しい親だったり、子離れできていない親だと、必ず事あるごとに口をはさんできます。親が原因で結婚生活を面倒に思ったり、結婚式が楽しみでなくなってマリッジブルーになったりします。このパターンの場合は、一旦相手に相談をしてみるのが一番良いでしょう。

マリッジブルーの起こる時期と期間

マリッジブルーの起こる時期と期間© iStock.com/kertlis

マリッジブルーは一生続くものではないので、安心してください。

マリッジブルーはどうして起こるの?

人間の脳は変化を嫌うもの。結婚など人生に大きな変化を与える出来事は、脳に大きなストレスを与えます。そのストレスと将来に対する不安が混ざって、マリッジブルーを引き起こします。簡単に言うと変化に対する「脳の抵抗」がマリッジブルーなのです。

マリッジブルーにならない人もいる?

お付き合いしているころから、相手の両親を知っていたり、金銭面に関してお互いが理解している時はマリッジブルーになりにくいです。結婚を迎えるまでに相手に対する不安要素を減らすことが、マリッジブルーにならない秘訣だったりします。

マリッジブルーが起こりやすい時期

より大きな変化や、大きなストレスを抱えやすい時期にマリッジブルーになりやすくなります。

1)結婚式の準備中
2)プロポーズ後(結婚式に関して決める時)
3)結婚式の直前
4)入籍前

マリッジブルーになる期間

多くの人は数日で治まりますが、中には1~2カ月マリッジブルーが続く人や、最大半年間もマリッジブルーになる人がいます。入籍や結婚式までのお日にちに余裕があればあるほど、物事を考える時間も長くなり、マリッジブルーが長引いてしまいます。

症状からマリッジブルーを診断する

症状からマリッジブルーを診断する© iStock.com/InnaVlasova

マリッジブルー=心身ともにストレスを抱えている状況です。一般的なストレス状態で見られるのと同様の症状がみられます。下記の症状があれば、マリッジブルーと言えるでしょう。

【精神的に起こる症状】
・常に何かに不安な状態
・うつっぽくなる
・イライラする
・怒りっぽくなる
・機嫌の悪い日が続く
・訳もなく突然泣く
・相手と別れたくなる
・人に会いたくなくなる
・物事へのやる気がなくなる

【身体的に起こる症状】
・不眠症になる
・集中力が低下する
・食欲が減るもしくは過食になる
・蕁麻疹が出る
・めまいがする
・体に痛みを感じる
・肩こり
・胃痛や便秘・下痢など

マリッジブルーの対策・解消方法

マリッジブルーの対策・解消方法© iStock.com/ipopba

「これをすればすぐにマリッジブルーが解消される!」なんて魔法の対策はありません。自分のストレスを一つづつ減らしていくしか、マリッジブルーを解消させる対策はないのです。

以下の7つの項目を参考に、できるところから、解消してみてください。

1)マリッジブルーの原因を明白にする
2)相手に今の気持ちを伝える
3)家族に相談をする
4)既婚の友人や先輩に相談をする
5)一気にすべてをやろうとしない
6)相手と楽しいデートをする
7)二人の楽しい未来を想像する

男性はマリッジブルーにならない?

男性のマリッジブルー© iStock.com/fizkes

あまり知られていませんが、男性もマリッジブルーになることはあります。男性がマリッジブルーになる主な理由をまとめました。

・金銭的に自分が支えていけるか不安
・今後一人の時間が減ることに対する不安
・ 結婚が決まってから彼女との喧嘩が増えた
・ 結婚式の準備が大変

男性も上記の理由からマリッジブルーになり、症状は女性と同じようにでることがあります。ただ、一人で抱え込んで言わない場合も多いので、中々マリッジブルーに気づかれず、「最近彼イライラしてるなぁ~」程度で思われることが多いです。男性でも恥ずかしがらず、一人で抱え込まず、彼女や周りに相談をしてみてください。

マリッジブルーになるのはあなただけじゃない

幸せ真っただ中の二人を突然襲う「マリッジブルー」。人間は変化が苦手な動物であり、変化により過度なストレスを感じるものです。「マリッジブルー」は私たちが「結婚」という大きな変化を経験するときに起こる、不安感情の一つ。いわば変化の苦手な「人間」という動物らしい恐怖心だと言えます。

マリッジブルーは誰でも経験しうるもの。こんな思いをしているのはあなた一人ではないし、「私変かな?」なんて思わず、いたって普通の現象として受け入れましょう。時とともにこの感情は消え去り、二人の幸せな新婚生活が始まる日が来ます。マリッジブルーを二人で乗り越えることも、結婚生活を始める上での大切な試練だと言えます。

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