結婚式は疲れる!ゲスト・新郎新婦別の結婚式で疲れるポイント!

疲れ果てた新郎新婦© iStock.com/caracterdesign

結婚式って正直疲れる……と思うことは不思議ではありません。ゲスト側、新郎新婦側でそれぞれの苦労がある結婚式ですが、どんなことが起こると疲れを感じてしまうのでしょうか。

結婚式で疲れてしまうことはある?

いくら晴れの日のイベントだとしても、結婚式にはそれなりの疲れが伴います。ですが、あまりにもその程度が酷いと、ゲストにとっても新郎新婦にとっても、ただ「疲れた」という印象ばかりが色濃く残る結婚式になってしまいますよね。

どんなことで疲れてしまうのかを知っておけば、ゲストと新郎新婦の苦痛を少しでも和らげることができるはず。ゲストと新郎新婦、両方の目線から、結婚式で疲れてしまうことの例を紹介していきましょう!

結婚式で疲れること:ゲスト編

ドレス・パニック© iStock.com/macniak

まずは結婚式でゲストが疲れてしまうことから見ていきます。

会場までの移動で一苦労

遠方に住んでいるゲストは、会場に行くまでの移動の時点でかなり疲れてしまいます。新幹線はもちろん、飛行機で来てくれるゲストもいることでしょう。

お車代の有無にかかわらず、その苦労は相当なものではないでしょうか。

ドレスアップが大変!

朝早くからドレスに着替え、普段より華やかなメイクを施し、美容室で髪をセットして踵の高い靴を履き……と、特に女性はドレスアップに大忙しです。

また、着慣れない服、履き慣れない靴を身につけていることで、疲れは2倍にも3倍にも重くのしかかってきます。

手持無沙汰な時間が苦痛

挙式と披露宴までの時間が大幅に空いていたり、乾杯までに長時間かかってしまったりと、時間を持て余してしまう機会が多くなることで疲れを感じてしまうゲストも。

挙式と披露宴の会場が遠くて……

挙式会場から披露宴の会場まで、電車やタクシーを使わないと移動ができないこともあるようです。

せめてタクシーチケットがあれば我慢できますが、各自移動だとしたらお祝いよりも帰りたい気持ちが勝ってしまいそうです。

真夏or真冬の結婚式

移動だけでも一苦労の季節の結婚式、会場が完全室内ならまだしも、屋外の演出があったらもう大変!

汗まみれor凍えながらの結婚式では、お祝いムードも急速にしぼんでしまいそうです。

内輪向けの演出が続き疎外感

多少なら許せる内輪向けの演出も、長く続くと疎外感ばかりが差し迫り、ぐったりした気分になってしまいます。

結婚式で疲れること:新郎新婦編

次は新郎新婦目線で、結婚式で疲れてしまうことを紹介していきましょう。

準備でいっぱいいっぱいに

手作りアイテムに凝ったり、会場のレイアウトに頭を悩ませたりと、結婚式の準備期間はかなり忙しいものになります。

ギリギリのスケジュール、終わらない準備……という状況に立たされると、焦りも相まってドッと疲れてしまうようです。

人前に立ち続けて……

目立つことが苦手な場合、結婚式を挙げるという行為そのものに疲労を感じてしまいます。

ゲストが楽しんでいるか不安

たくさんのお金をかけてお祝いに来てもらっている以上、なんとしてもゲストを楽しませなければ!と気負い過ぎてしまい、不安な気持ちでいっぱいになってしまうことも。

連日の喧嘩で疲労困憊

結婚式の準備期間、作業の分担の偏りや、準備と仕事の両立によるストレスが原因で喧嘩が続き、当日にはすっかり疲れ切ってしまっていたという新郎新婦もいらっしゃるようですよ。

ドタキャン大量発生!

式の直前から当日にかけて相次ぐドタキャンラッシュ!キャンセル料や空席を思うと、始まる前からげんなりしてしまいます。

両親とうまくかみ合わず苦戦

結婚式は基本的に新郎新婦主導で挙げられるものですが、あれこれと口を出したがる両親もいます。

趣味がことごとく合わず、妥協はできないが突っぱねることもできず……という状況に立たされたら、疲れ切ってしまうのも頷けます。

結婚式でゲストを疲れさせないためには?

楽しく乾杯© iStock.com/FG-Trade

結婚式でゲストを疲れさせないためには工夫が必要ですが、そんなに大げさな事ではありません。一例を見ていきましょう。

待ち時間を極力減らす工夫を

どうしても乾杯まで時間がかかるならウェルカムドリンクを準備したり、挙式と披露宴の間隔を開けすぎないようにしたりと、少しでもゲストに空白の時間を与えないようにしましょう。

スピーチや余興の依頼は事前に持ち時間を決めて

お願いする立場ではちょっと言いにくさがありますが、当日に式がグダグダになってしまうことを防ぐためにも、スピーチや余興は依頼する段階であらかじめ「〇〇分程度でお願いします」と伝えておきましょう。

ゲストの負担になるような環境で式を挙げない

真夏や真冬の結婚式は確かに安く挙げることができますが、ゲストに多大なる負担を強います。特別な事情がある場合は仕方ありませんが、極力過ごしやすい季節を選び、屋外での演出はしないようにしましょう。

極力身内ネタを減らす

意味の通じないことでいくら盛り上がられても、それを理解することのできない人はちっとも楽しむことはできません。

参加者全員が楽しめることを第一に考え、身内ネタは極力減らすようにしましょう。

結婚式で新郎新婦が疲れてしまわないためには?

ゲストを疲れさせないための心づかいだけでなく、新郎新婦もまたなるべく疲れを感じないようにするに越したことはありません。そのための対策をいくつかご紹介します。

こだわり過ぎるのは体に毒!

ペーパーアイテムやブーケ、装花など、細部まで手作りでこだわりたい!という新郎新婦もいらっしゃるのでは?

ですが、あまりにも手作りアイテムを増やしすぎると、仕事と結婚式の準備の両立が立ち行かなくなる危険性があります。

一生に一度のウエディング、こだわり抜きたい気持ちもよくわかりますが、あくまでほどほどに止めておくほうが安心です。

準備中はいつも以上にコミュニケーションを取るよう意識して

結婚式の準備は何かと忙しさが付きまといます。やがて心の余裕がなくなり、お互いにイライラしてしまうことも珍しくはありません。

こうなることを出来るだけ防ぐには、意識的にコミュニケーションを取ることが一番。特に、お礼の言葉はなるべく頻繁に交わし合うようにしましょう。

人前が苦手なら二人だけで挙式という手も

人前に出ることが大きなストレスになってしまう新郎新婦なら、いっそ二人きりで挙式だけを執り行い、後日は親族のみのお披露目パーティを開く、という手段をとることもできます。

「新婚旅行を兼ねて挙式もする」と説明すれば、角も立ちにくいのではないでしょうか。

気負いすぎなくても大丈夫

お金をかけて来てくれているゲストが楽しめているかは、新郎新婦として非常に気になる部分ではないでしょうか。

ですが、そこまで深く気負いすぎなくても、新郎新婦が幸せそうに笑っているだけで十分、と思っているゲストは少なくありません。

あからさまに料理をケチったり、よっぽどおかしな演出をしない限り、ゲストが嫌な気持ちになることも滅多にありませんよ。

結婚式の準備は疲れるものだと割り切ることも大事

そもそも結婚式の準備は疲れるものだ、と心構えをしておけば、いざ忙しさに追われても自分たちを追い込み過ぎずに済みます。

「疲れるものだからこそ、力を合わせて頑張ろう」という意識で、準備を進めてくださいね。

疲れより楽しさが勝る結婚式に!

和気藹々結婚式© iStock.com/FG-Trade

結婚式でゲストと新郎新婦が感じる疲れは、少しの工夫で減らすことができます。

結婚式が終わった後、「疲れた」ではなく「楽しかった!」という気持ちでゲストには帰ってほしいですし、そういった結婚式は新郎新婦にとってもまた、素敵な人生の一ページとして深く心に刻まれるのではないでしょうか。

多少疲れてしまうのはどうしても仕方がないことなので、楽しさがより上回るような式にできるよう頑張りましょう!

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