職場の結婚式に行きたくない理由と職場の結婚式を断る際の注意点!

結婚式© iStock.com/ASphotowed

職場の人から結婚式に招待されたことはありますか?親しい友人とは異なり、職場の人との関係性によっては「行きたくない」と思ってしまうことがあるかもしれません。なぜ、職場の人の結婚式は億劫に感じてしまうのでしょう。

この記事では、職場の結婚式に行きたくないと感じる理由と、断る際に注意しておきたいポイントについて解説します。

職場の人から結婚式に招待されたら?

職場の人から結婚式に招待された経験はありますか。社会人経験の長い人なら一度は経験があるかもしれません。しかし、職場の人の結婚式は、友人や親戚の結婚式とは違い、出席することに躊躇する人も少なくないようです。

職場の結婚式への出席を迷う理由はどこにあるのでしょうか。職場ならではの理由についてみていきましょう。

なぜ職場の結婚式は迷惑で行きたくないのか?

なぜ多くの人が職場の人の結婚式に行きたくないと感じるのでしょうか。 職場の結婚式に行きたくない主な理由についてみていきましょう。

親しくないのに

職場の規模や環境により異なりますが、招待してくれた本人とそこまで親しい仲でなければ躊躇してしまうかもしれません。義理で出席するような関係では、心からお祝いしたいとはなかなか思えないでしょう。

仕事以外で関わりたくない

職場の人と仕事以外で関わりたくないと思う人は案外多いようです。 プライベートな時間を職場の人と過ごすことを嫌う人は、仕事は仕事と割り切っており、職場の人とも一定の距離を保つため、結婚式に参加したくないと思うのでしょう。

お金がもったいない

結婚式へ参加すると、ご祝儀はもちろん、交通費や衣装、女性の場合ヘアセットなどの費用がかかります。そのため、本当にお祝いしたいと思う相手でなければ、お金をかけて参加することがもったいないと感じてしまうのかもしれません。

自分の結婚式に呼んでいないのに

職場の規模や社風にもよりますが、通常職場の人を結婚式に招待する場合、直属の上司や親しい同僚など、一部の人を招待することが多いです。 そのため、自分の結婚式には呼ばない間柄だった職場の人から、結婚式に招待されると困惑してしまうでしょう。

自分の結婚式は欠席だったのに

自分の結婚式は欠席だった職場の人から、結婚式に招待されると戸惑う人もいるようです。しかしこの場合、欠席になってしまった理由がやむを得ないものであれば仕方ありません。 本当はお祝いしたくてもかなわない場合など、理由が明確であれば相手を責めることはできませんよね。しかし、毎日会社で顔を合わせているのに、理由も言われず欠席の場合、自分が招待されても、素直に祝福できない気持ちになってしまうでしょう。

単純に面倒だから

結婚式への出席自体が面倒な人もいます。親しい間柄の人でさえそう感じる人は、職場の人の結婚式ならなおさら面倒に感じるでしょう。

職場での関わり方で結婚式に行きたくない理由は変わる?

スピーチ© iStock.com/Tempura

職場の結婚式に出席したくないと思ってしまう一般的な理由を知ったところで、職場の上下関係などによって行きたくない理由は変わるのかみてみましょう。

職場の上司・先輩の結婚式

職場の上司や先輩の結婚式に行きたくないという理由の多くはその関係性でしょう。上司が嫌いだったり、先輩が苦手だったりと様々です。日頃の関係が良好でなければ、自分の大事な休日にまで職場の人と会いたくないと感じるのかもしれませんね。

職場の部下・後輩の結婚式

職場の部下や後輩の結婚式に行きたくないと考えられる理由は、関係性によってはスピーチなどの大役を任されることではないでしょうか。人前で話すことが苦手な人にとっては、せっかく結婚式に参加するのに祝うこと以外で頭がいっぱいになってしまうのかもしれません。

また、ある程度の年齢で独身の場合、若くして結婚していく部下や後輩の結婚式にはできるだけ参加したくないと考える人もいるようです。

職場の同僚の結婚式

同僚といっても、親しい人からそうでない人まで様々なのが職場の人間関係です。 その関係次第で、祝う気持ちに差が出てしまうのは自然なことでしょう。 また、同僚の場合、余興などの演出をお願いされてしまうこともあるので、進んでやりたいと思わなければ億劫に感じてしまうのかもしれません。

行かないとマズい職場の結婚式は?

職場により、どんなに行きたくないと思っても、出席しなければならない結婚式もあるでしょう。

例えば、職場の偉い人やその子どもの結婚式で、会社を挙げて結婚式を執り行う場合や、社内で呼ばれた人が全員参加する場合などです。そういった場合、行かなかったことで会話に混ざれない、気まずい雰囲気になり後々の仕事に影響してしまう可能性も出てくるでしょう。

顔を合わせる頻度の高い職場の人の結婚式は、気持ちだけで判断するのではなく、周りの雰囲気を読んで出欠を決めることが大切かもしれません。

職場の結婚式を断る際の注意点

職場の人の結婚式を断る場合、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。

角の立たない断り方をしよう

多くの場合、職場の人とは毎日顔を合わせます。そのため、結婚式を断るには注意が必要です。理由が明確であればきちんと伝えることが大切ですが、言いにくい内容の場合は「行きたいけれど行けない」というように、やむを得ないことをしっかり伝えましょう。

また、人間関係などを理由にどうしても行きたくないような関係の場合、ただ単に「欠席」では後々仕事に影響しかねません。そのような場合は、入念に理由を考えておく必要がありますね。

祝福の気持ちはきちんと伝えよう

結婚はおめでたい話です。たとえ行きたくないと思っても、大人のマナーとして、お祝いの気持ちはしっかりと伝えましょう。理由はどうあれ、相手はあなたを招待してくれたのですから、感謝の気持ちも伝えておけば、職場での関係で気まずくなることは避けられます。 「行きたくない」を「行けない」という気持ちに変え、誠意を持って断ることが大切です。

職場の結婚式は迷惑でも社会人の付き合い!?

結婚披露宴© iStock.com/beorm

職場の人の結婚式は、その人との関係や職場の雰囲気によって、「行きたい」「行きたくない」が分かれます。社会人としての経験が長くなればなるほど、行きたくない職場の結婚式でも、周りの雰囲気に合わせて出席しなければならない場面も出てくるでしょう。

そのときどきで事情は異なりますが、行きたくない気持ちだけを優先するのではなく、少し大人になって妥協してみることも大切です。

美味しい料理が食べられる、いつもとは違う職場の雰囲気を味わえるなど、結婚式の出席をプラスに考え、社会人の付き合いとして参加することも経験かもしれませんね。

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