女性必読!結婚の挨拶の言葉と心を丁寧に伝えるセリフマニュアル

結婚の挨拶での女性の言葉やセリフ©Iakov Filimonov – shutterstock.com

結婚の挨拶でいよいよ彼氏の実家へ。女性らしい丁寧な言葉でセリフを選び、マナーある振舞いをしようと思っても、すべて自然にこなすのは簡単ではありません。改まった場で男性側の親に自分の真心をきちんと伝えるためには、訪問した状況を想定し一連の流れに合わせた好印象な言葉やセリフを準備しておくとスムーズです。

女性が男性側の両親に行う結婚の挨拶の会話は「男性主導」で

男性側の実家に伺う際には、両親その家のことを一番よく知っている彼氏に進行役をお願いしましょう。結婚の挨拶のように改まった場で、女性が前面に出てその場を仕切るのは、両親世代にとってもイメージがあまり良くありません。
男性側の実家に訪問する際には、自己紹介・会話のきっかけ・結婚の挨拶の切り出し・おいとまのタイミングなど、女性側が判断に迷うタイミングはすべてパートナーである男性に仕切ってもらう方が印象が良く、スムーズです。

結婚の挨拶前に彼氏から両親へ報告を

結婚の挨拶では、まず先に女性側の実家へ男性が挨拶へ伺い、結婚の許可を頂いてから男性側の実家へ訪問するという順番がマナーです。そのため、男性側の実家に行く際に女性は結婚のお許しをいただくというより「今後ともよろしくお願いします」という挨拶をする形になります。まずは彼氏から、女性側の両親の挨拶が済んでおり結婚の許可を得ていることを、両親に報告してもらうのが筋道です。必ず訪問前に報告を済ませましょう。

挨拶の場を彼氏に仕切ってもらう段取りを打ち合わせる

結婚の挨拶の場で、男性主導でどういう流れに沿って仕切ってもらうのか、彼氏と段取りを話し合って確認しましょう。基本的には、男性から女性の紹介や本題への切り出しがあって、女性が言葉を続ける形をイメージをすると、挨拶の流れがスムーズです。急にその場でやろうとしても、タイミングがちぐはぐになりがちです。女性から男性に上手く仕切ってもらうよう、お願いすることを忘れずに。

結婚の挨拶で男性側両親に認めてもらう会話の準備

結婚の挨拶の会話準備©kai keisuke – shutterstock.com

男性側の両親についてリサーチする

結婚の挨拶の前に、必ず最初に聞いておきたいのが男性の親の情報。
プロフィールやパーソナリティー、好きなことや趣味、食べ物飲み物の嗜好など、できるだけ詳しく知っておきましょう。この情報がすべて、今後の挨拶に準備・用意するものに生かされます。

※挨拶前に確認したい両親のプロフィールなどの詳しい説明はこちらから

服装・身だしなみ・手土産を整える

男性の親と初対面の場合は特に、息子を任せられると安心してもらえるように準備し整えて、男性宅に伺いましょう。

服装

彼氏のご両親に安心してもらう服装とコーディネートが大切です。服装や持ち物で金銭感覚をチェックしていることも多いため、バッグ・靴・アクセサリーは控えめにしましょう。婚約指輪は事前にいただいていたとしても、男性の親にまだ報告が済んでいないため、挨拶の場でするのは遠慮して、顔合わせの場などでお披露目することをおすすめします。

※結婚の挨拶での服装マナーの詳しい説明はこちらから

身だしなみ

男性以上に注意したい身だしなみ。特に髪型・爪などの細かい部分で茶髪や巻髪・派手なネイルは、両親世代で抵抗感をもつ人が多いため、普段は違ったとしても当日はできるだけナチュラルな身だしなみ・ヘアメイクを心がけてください。

※結婚の挨拶での髪型マナーの詳しい説明はこちらから

手土産

男性の親に喜んでいただけるものを、事前リサーチを生かして選びます。

※結婚の挨拶でのおすすめ手土産の詳しい説明はこちらから

挨拶の際に予測できる流れと会話をシミュレートする

結婚の挨拶が一般的にどのような流れで行われるのか、流れを知っておくと慌てずスムーズです。男性宅への訪問の際は、礼儀を尽くすポイントや要所が数カ所あります。緊張してすっかり固くなってしまって会話が続かない、などのハプニングがあったとしても、要所でしっかり挨拶でき、礼儀とマナーが守られていれば、ご両親はしっかり準備してきた心情をくみ取ってくださるでしょう。ポイントになる部分でのセリフや言葉遣いは、事前にタイミングに合わせてセリフを用意しておき、ハキハキと言えるようにしておきましょう。

結婚の挨拶で役立つその他の準備

笑顔の確認

彼氏のご両親と初対面であれば、常に笑顔で接することを心がけましょう。特に初めての挨拶での印象はとても重要で、その時に笑顔が出ないことはマイナスです。緊張して顔がこわばってしまうのは仕方ないとしても、こういった場で笑顔を作れないのは相手にも失礼ですし、言い訳になりません。もし笑顔を作るのが不得手であれば、事前に鏡を見ながら、自然な笑顔を作る練習をしてみましょう。笑顔で使う筋肉の動かし方など確認するのは、シンプルですがとても効果があります。

言葉遣いとマナーの確認

自然な敬語が使えることに越したことはありませんが、普段あまり人とは接しない仕事であったり敬語に自信がない場合は、最初と最後の挨拶と、話す際に語尾をしっかり敬語にするよう練習しておきましょう。使い慣れない敬語を不自然な口調で使うよりは、語尾がしっかりです・ます調で締められているほうが自然に聞き取れて印象は悪くありません。

【玄関・初対面】ご両親への挨拶のセリフ文例

男性側の両親が見ているポイント

・服装と身だしなみ
・丁寧な言葉遣い
・きちんとした挨拶とマナー
・最初の挨拶の際の笑顔

玄関での両親への挨拶のセリフ文例

玄関での挨拶では、フルネームを伝えましょう。緊張でつかえたりぎこちなくなってしまっても、明るい笑顔で挨拶を。

両親と初対面の場合
「始めまして。〇木〇奈と申します。今日はお時間を作っていただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」
「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。△男さんとお付き合いさせていただいております。〇木〇奈と申します。どうぞ宜しくお願いいたします。」

両親と何度か面識がある場合
「ご無沙汰しております。今日はお時間を作っていただきまして、ありがとうございます。〇木〇奈です。改めてご挨拶に伺いました。どうぞよろしくお願いいたします。」

【居間に通された際】手土産の渡し方と挨拶のセリフ文例

男性側の両親が見ているポイント

・要所要所でマナーが守れているか

動作の前に一言伝えるセリフ文例

部屋に入る、部屋から出る、席に着く、お茶をいただくなどの動作の前には必ず一言ことわりを入れます。

・居間に入る前に一礼して「失礼します。」と言って入室
・着席を勧められたら一礼して「ありがとうございます。」とお礼を言ってから着席
・お茶やお菓子は勧められるまで手を付けないで、進められてから「ありがとうございます。いただきます」とお礼を言って口をつける。

着席前に手土産の渡し方と添えるセリフ文例

席に着く前にタイミングを図って、袋から出し箱の正面を向けて、手土産を差し出します。なぜこの手土産を選んだのか、両親の好みを考えての理由を添えて渡すと好印象です。その場の雰囲気や流れで、着席してからの挨拶後に、改めて手土産を渡しても大丈夫です。

「△男さんから家族全員がお好きと伺いました。季節限定で出店しているお店の新商品で、そちらで選んできました。皆様で召し上がってください。」
「△男さんからお母さまがお好きと伺いまして、最近都内で出店し始めたお店のものです。ぜひお口に合うといいのですが」

この場にふさわしくないセリフとして「つまらないものですが」「ほんの気持ちですが」といった、手土産を渡す際に定番の謙遜のセリフは、後ろ向きにとらえられることがあり、あまり好ましく感じられません。

全員着席後改めて挨拶をするセリフ文例

居間に通され、全員が席にそろったら、改めて男性の親に挨拶をします。
この際、和室なら座布団を外して床に着き、洋室なら椅子から立ち上がって挨拶をして、挨拶後に深く一礼します。

「改めて、ご挨拶させていただきます。〇木と申します。かねてより、△男さんとお付き合いさせていただいております。本日はこのようにお時間を作っていただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。」

【結婚のお許し】結婚の挨拶の本題のセリフ文例

男性側の両親が見ているポイント

・息子との関係を大切に思っているか
・息子を尊重しているか
・息子との家庭を守れるのか

本題を切り出すタイミングは男性側が主導

本題は基本、男性側が主導で切り出します。
本題を切り出すタイミングは、最初に歓談を挟んで場を和やかにしてからの場合と、席についてからひと呼吸おいてすぐのタイミングがあります。場の雰囲気を見て彼氏が切り出しますので、それまでは女性は彼氏が作る流れに合わせて様子を見ましょう。

結婚の許しをお願いする際のセリフ文例

男性側から結婚相手としての紹介を受けた後に続いて、女性は自分の言葉で挨拶または報告をします。結婚への決意や思いなど、前向きな言葉で伝えましょう。

「△男さんから、いつもお二人の仲の良いお話を伺っていました。私もお二人のような、暖かい家庭を一緒に作りたいとずっとあこがれておりました。これから、末永くどうぞよろしくお願いいたします。」
「先日△男さんに私の実家に来ていただきまして、両親もとても喜んでくれました。今日こうやってお二人にお会いすることができ、身が引き締まる思いです。至らぬことも多いと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

男性側の両親からすると、息子のことを大切に思っている気持ちが伝わる、真摯な言葉が望ましいようです。承諾をいただき、「おめでとう」や「よろしくね」との言葉をかけられたら、「ありがとうございます」と、心からお礼を伝えましょう。

【歓談・会話】歓談の際の会話での注意点

男性側の両親が見ているポイント

・女性側の実家の家族関係
・金銭感覚
・男性への接し方
・家庭についての姿勢や考え方

本題前

最初の歓談は場を和ませるためのものなので、10分程度の短い時間を目安にしましょう。基本は彼氏のリードに任せ、話題は季節や気候・手土産についてなど当たり障りのない会話を心がけてください。

本題後

彼氏のご両親は、結婚についての考えや今後のことなど聞きたいことがたくさんあるでしょう。そういった「今後のこと」について基本的には彼から答えてもらうほうが、出すぎた印象がなくベターです。緊張しての自分についての話題でしゃべりすぎも要注意です。どちらかというと、彼氏についての話題などでご両親に多く話してもらうよう、会話の内容や話す分量に気を配ってください。

【おいとま・玄関】帰りの挨拶のセリフ文例

男性側の両親が見ているポイント

・最後まで礼儀正しく
・最後も笑顔で

おいとまのタイミングの切り出しも男性側から

話が進み、1時間半~2時間を目安に、会話のタイミングを見て退出を切り出します。挨拶のために時間を作ってもらっているので、長居は避けましょう。この場合も、必ず男性側から切り出すほうがいいでしょう。おいとまの時間については、必ず事前に目安の確認を取っておきましょう。

おいとま・居間と玄関での帰りの挨拶のセリフ文例

最後まで必ず笑顔を忘れずに。
居間で席を立った後に、挨拶をして深く一礼します。

「本日はお時間を作っていただき、本当にありがとうございました。また今後については、いろいろと相談させてください。」

玄関で靴を履いたら、両親に向き直ってもう一度最後にご挨拶しましょう。

「それでは失礼いたします。今日は本当にありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。」

【挨拶終了後】挨拶から帰宅後のお礼の電話・お礼状

結婚の挨拶から帰宅後、今日のお礼をその日のうちに電話して伝えます。内容はシンプルなお礼で構いません。夜9時以降の帰宅になるようであれば、翌日に電話をします。

「〇木です。先程帰宅しました。本日はいろいろと用意していただき、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

電話をするか、またはお礼状のどちらかをしたためると印象がワンランクアップします。両方するとより丁寧ですが、どちらか一方でもかまいません。

結婚の挨拶後のお礼状の書き方の詳しい説明はこちらから

結婚の挨拶で気をつけたいNGな態度とセリフ

なれなれしい態度

彼氏の両親は、結婚の許しを得る前はまだ自分の義両親ではありません。突然「お義父さん、お義母さん」などと呼びかけず、「△男さんのお義父さん」というように一歩下がって呼びかけるよう心掛けてください。
また、人懐こい性格だとしても、彼氏の両親は友達ではありません。何度か会っていて打ち解けあった仲になっていた場合も、結婚の挨拶は空気を読んで、改まった態度で臨んでください。

両親の前で彼氏に甘える

両親にとって大切な息子である彼氏に対して、両親の前で甘えたりべたべたした態度をとることはマイナスにしか映りません。挨拶の場は彼氏と大人としての程よい距離感を保ち、誠実な姿勢を心がけてくたさい。

自己アピールが多い

歓談の際に自分が現在の仕事をいかに頑張っているかや、男性の世話をいつも焼いているなどの自己アピールは、男性側の両親から見るとマイナスに映ることが多いです。初対面では、自分を出しすぎるのは控えめに。

彼氏に対し上から目線な発言

「男性側からどうしてもとプロポーズされたから結婚を決めた」や「私がいつも世話を焼いている」のようなポジションが上のような発言は、二人の関係性でたとえ事実だとしても両親(特に母親)の立場からすると気持ちのいいものではありません。挨拶の場では、あくまで彼氏を立てる姿勢を通しましょう。

挨拶後のお礼をメールで済ませる

メールやLINEがどんなに便利で普及していても、両親世代はまだまだひと手間ある丁寧さを礼儀として大切にしている人が多いものです。2回目以降の訪問はメールでもかまいませんが、初回の挨拶のお礼は、必ず直接電話するか、直筆の手紙をしたためましょう。

結婚の挨拶を丁寧に伝える言葉・セリフ例文と注意点まとめ

結婚の挨拶で女性が男性側の実家に訪問する際には、事前に自分の実家に挨拶を済ませ、その承諾を男性側の親に伝えてもらう段取りを整えます。女性の結婚の挨拶は男性主導で流れを作ってもらい、それに沿って挨拶の言葉を選びましょう。彼氏を大切に思い、これから末永く男性側の両親とお付き合いしたい気持ちをまっすぐに伝えれば、結婚が決まったことをきっと祝福してくれるはずです。

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