平日の結婚式はアリ?ナシ?メリットや注意点を徹底解説

平日の結婚式© iStock.com/kiddy0265

平日の結婚式、「ゲストは来てくれるのかな」「非常識かな」など一瞬は誰でもこの不安を抱えます。しかし「平日の結婚式にして良かった!」と答える先輩たちも多いので、ご安心を。少人数の結婚式や、職種によっては平日の結婚式でもウエルカム!むしろありがたい!とゲストが思うことも。平日の結婚式は、思うほどハードルは高くありません。親族やゲストにしっかりと配慮ができれば、平日でも素敵な結婚式になりますよ♪

平日の結婚式は迷惑・・・?

平日の結婚式イメージ© iStock.com/OkinawaPottery

平日の結婚式を行う上で知ってほしいポイントをまとめました。

必ずご両親と相談して決めるのが無難!

「平日の結婚式は非常識だ!」という年配ゲストも中にはいます。友人の立場なら招待を断りやすいですが、親族の立場だと中々そうはいきません。結婚式を平日に行って問題ないか、ご両親と相談の上で決めることで、スムーズに物事を進めやすいです。

ゲストは学校や会社を休む必要がある

土日休みのゲストの場合、平日の結婚式は休みを取って出席することになります。一般的な結婚式同様の費用を負担するうえ、仕事を休んだ分の給料減の負担も上乗せされます。中には有休を2日とって前乗りしないと行けないゲストも。

学生の場合は、受験前だったり、学校のテストと被ったり、皆勤賞を狙っているから休めないなどの場合があります。招待する上では、各ゲストの負担を一度考えてあげましょう。

「不参加」というゲストが多いのも事実

週末の結婚式と比較して、平日の結婚式のほうが参列を断る方が多いものです。平日の結婚式を行う上では、ある程度は断られるという覚悟を持ちましょう。きっと行きたい気持ちはあるので、行けない理由は理解をしてあげて、あまりマイナスに考えないようにすることをおすすめします。

会社関係で呼べない人がでてくる

飲食業のように店舗が365日空いている場合、誰かは結婚式の日でも出勤しないと行けない状況が出てきます。全員招待するのは難しいので、悩んだら上司などに相談をすると良いです。

子連れでの参列となる場合も

赤ちゃんのいる方だと、平日周りのみんなが仕事で、預け先がなかったりする場合が多いです。招待をする上では、赤ちゃん連れでも参列できるように配慮をしてあげることが大切です。

招待したい人は、招待をしてみる!

平日だと結婚式に参列できないゲストもいますが、招待したいと思う人は全員招待してあげると良いでしょう。あなたのことを大切に思っている方なら、平日でもきっと参加できるようにします。招待されないのは悲しいので、参加難しいかな?と思うゲストでも、招待をしてあげると良いでしょう。その際に「来てくれたら嬉しいけれども、平日なので、無理しなくても大丈夫」などの一言を添えると良いです。

平日の結婚式は費用が安い!

平日の結婚式の費用© iStock.com/marchmeena29

平日の結婚式はさまざまな割引がきいて安くなるので、お財布にとても優しいんです♪

一般的な結婚式にかかる費用

一般的な結婚式にかかる費用は全国平均で372.4万円となっています。特に多い費用割合が下記のとおりです。

1)「400~450万円未満」⇒16%
2)「300~350万円未満」⇒12%
3)「350~400万円未満」「500~550万円未満」⇒11%
4)「450~500万円未満」⇒10%

データ参照:リクルート ブライダル総研 結婚トレンド調査2018

平日の結婚式にかかる費用

会場にもよりますが、週末と比較して15%オフや30%オフなど、割引プランのある式場を見つけることができます。中には「平日にすることで100万円以上節約できた!」という声も。上記で紹介した一般的な結婚式よりも大分お得に結婚式が行えますよ。「平日プラン」のある式場を選ぶことで、費用を大きく抑えられます。

平日なら1.5次会という選択肢も

出来れば結婚式んお費用を抑えたいとお考えなら、1.5次会というのも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?1.5次会とは披露宴と二次会の中間のようなパーティスタイルのこと。形式ばらない、自分たちらしい結婚式にすることが出来ます。ゲストだけでなく、新郎新婦の負担も抑えられますよ♪

1.5次会.com Webアドバイザー

平日の結婚式を選ぶ理由

そもそも結婚式を平日に行う理由は何?

新郎新婦のお休みが平日

土日に仕事をしている方の割合は土曜日が34.9%、日曜日が23.5%の割合となっています。この結果から、国民の2~3割が平日休みだと言えます。美容師や理容師、不動産屋や車のディーラー、飲食業や病院関係者などなど、平日婚のほうが都合の良い方も沢山いるのです。

データ参照:NHK放送文化研究所 2015年 国民生活時間調査

直近でも好きな日程を抑えやすい

平日婚なら、週末なら予約1年待ちの会場でも、2カ月後に結婚式を行えたりする場合もあります。「どうしてもこの会場が良い!」「どうしても大安が良い!」などの要望がある場合に、平日婚が選ばれます。

会場貸切で結婚式を行える場合が多い

同じ日に何組も結婚式が行われ、慌ただしい式場もあります。平日なら貸切感の雰囲気でゆったりと結婚式が行えるので、人気の理由でもあります。

親族や大切な人だけを招待する少人数結婚式

ゲストが週末でも平日でも参列しやすい場合は、費用面を考えて平日婚を選ぶことがあります。結婚式を平日にすることで節約できた金額を、お料理や演出などでゲストに還元するのも良いでしょう。

平日の結婚式で気を付けたい注意点

平日の結婚式で気を付けたい注意点© iStock.com/ragıp ufuk vural

結婚式を成功させるために、抑えたい点をまとめました。

日程が決まったらすぐにゲストに連絡を

平日は予定を合わせにくいので、日程が決まったら電話などでゲストに一度平日婚であることを伝えてあげましょう。

結婚式の開催曜日

出来れば金曜日や月曜日など、連休に繋げやすい曜日を選ぶとゲストも参加しやすいです。

結婚式の開催時間

ゲストは結婚式の前後日も仕事や学校だったりします。週末に行う結婚式のように「前日に前乗りする」「当日そのまま宿泊する」ができない場合も多いです。ゲストが移動に余裕をもてる時間帯で結婚式をスタート&終了させましょう。

午後からの結婚式なら、例えば挙式14:00スタート、披露宴17:30終了と余裕を持った時間でゲストにも親切です。

平日のナイトウエディング

ゲストが仕事終わりに結婚式に参加できるように、平日のナイトウエディングを検討するカップルもいるかと思います。ナイトウエディングがおすすめな場合と、おすすめでない場合があるので、事前に確認をしましょう。

ナイトウエディングがおすすめな場合

・平服で参加できる2次会的なパーティである
・ 家が近場のゲストがほとんど(最大でも1時間程度)
・年配のゲストや子連れのゲストがいない

ナイトウエディングを避けたほうが良い場合

・ゲストがヘアメイクや着替えを必要とする披露宴(仕事場に荷物を持っていけない&準備に時間がかかるので、結局仕事を休む場合がある。)
・ 遠方のゲストがいる(21時に結婚式が終わったら家に着くのが0時近くや、その時間に終電のないゲストがいる)
・年配ゲストや子連れゲストがいる

平日の結婚式でもゲストが楽しめるように

筆者の弟が平日に親族のみの結婚式をしましたが、事前に両家への相談があったので、みんな納得して参列ができました。とても素敵な結婚式でしたよ♪

平日の結婚式はゲストへの配慮が行き届いているか、いないかでゲストの参加率や満足率が変わってくると思います。好きな日に、好きな会場で、安く結婚式を挙げられるので、平日の結婚式は全然あり!ただし、ゲストのことを一番に考えてあげてくださいね♪

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