結婚式二次会のバッグはそれでOK?男性・女性別の手荷物マナー

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結婚式二次会の会場はさまざまで、パーティを心置きなく楽しむために必要な手荷物は何か、男女共に予想し準備する必要があります。また、お呼ばれスタイリングに華を添えるアクセサリーの意味合いも。着席・立席どちらのスタイルでも、お助けアイテムをさっと取り出せるバッグは頼れる存在です。二次会に必要なバッグとは。

結婚式二次会のバッグ選びの注意点

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二次会の会場はさまざまです。披露宴を行った会場と同じ建物の別会場で…という場合もあれば、別の場所に移動して行うことも多く、その場合はレストラン・カフェ・バー・パーティースペースなど、ラフなパーティができる会場が選ばれます。
こういった会場では、荷物を預かってもらうクロークがある場合とない場合があり、あっても簡易なものだったりするので、事前に手荷物の対策が必要になります。

結婚式二次会の荷物の中身

二次会で必要最低限の手荷物の中身のリストです。

男女共通

・二次会会費
・財布
・カメラ
・携帯電話(スマホ)
・招待状
・カメラ・電話の充電器・予備バッテリー
・ハンカチ・ティッシュ
・口臭防止タブレット
・常備薬(二日酔い防止・頭痛薬や胃薬など)

女性のみ

・お化粧直しポーチ
・履き替え用ストッキング

現在では二次会の招待状はメールが多いため、スマートフォンを使っているのであれば、招待状・地図・カメラはすべてスマートフォン一つで十分といった場合が多いようです。
ただバッテリーが切れてしまうと非常に困ったことになるので、充電用のアダプターかバッテリーの用意があると安心です。

二次会での手荷物の管理方法

二次会の会場の設備は会場によって大きく違います。設備が充実している会場ではクロークのサービスがありますが、簡易のクロークか、またはまったく用意がないこともとても多いのです。披露宴から引き続き出席するため荷物が多い場合や、靴の履き替えや着替えを考えている、貴重品管理が心配…等の場合は、クロークがどうなっているのか、直接会場に問い合わせましょう。クロークのありなしで、手荷物のボリュームを減らしたり、パーティにもっていくバッグの大きさを検討する必要があります。

クロークありの場合

クロークありの場合は安心して荷物を預けられますが、会場の1か所に、ただ荷物を固めて置いておくだけの簡易のクロークのケースも多いです。貴重品の管理は、お財布が入るマチがあるパーティバッグを探すか、会費以外の現金は小さい財布に変えてバッグに入るような工夫を。

クロークなし

クローク設備や預かりサービスはなく、荷物はコート以外すべて自己管理といった会場もあります。友人たちと荷物をまとめておくようにしたり、手荷物をパーティバッグ一つにまとめられる工夫を凝らしたり、近くのコインロッカーを事前に駅や地図アプリで探すといった手配が必要です。

コインロッカーの利用

クロークなしで、どうしても荷物が多くなることが予測できる場合は、コインロッカーの利用を検討しましょう。最寄り駅のコインロッカーが一番すぐに考えられますが、それ以外にも公共施設やショッピングモール・地下街等にある場合もあります。インターネットで事前に検索しておくといいでしょう。

二次会のバッグと手荷物のボリューム

二次会のバッグ©Ridofranz – iStock.com

二次会の手荷物は、できればバッグ1つに収まるのが理想的ですが、女性はファッション面からも1つに収まりきらないことが多いため、サブバッグが必要になってきます。
男性も披露宴から引き続き出席する場合や、二次会の余興を任され荷物が多いケースもあり、サブバッグが必要になるケースが考えられます。

パーティバッグ

女性のパーティ会場に持ち込めるバッグは、ドレスアップに合わせた小ぶりなものから、大きく見えないのにマチがしっかりしていて意外と手荷物が入るようなハンドバッグ・クラッチバッグのようなものまでさまざまな種類があります。
男性用のクラッチバッグも、パーティのスタイリングに合わせられるデザインが増えています。

サブバッグ

二次会の手荷物がパーティバッグに入りきらない場合は、入りきらないものを入れるサブバッグを用意する必要があります。サブだから何でもいいわけではなく、見た目やマナーの面からも、少し見栄えがいい、しっかりしたものを用意することをお勧めします。

男性ゲストの二次会バッグと手荷物マナー

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ビジネスバッグは結婚式・パーティではマナー的にNGです。では男性は、二次会の手荷物をどんなバッグに入れてもっていけばいいのでしょうか。

手ぶら

二次会からの参加の男性ゲストで、一番多いのがバッグなしの手ぶらです。男性の礼服・スーツ・ジャケパンスタイルはポケットが多くあり、財布も会費のみでカードだけ持参するよう工夫すれば、荷物がすべておさまってしまうことが多いのです。夫婦やカップルで連れ添っていく場合は、同伴の女性のサブバッグに荷物を一緒にしてもらう、というパターンもあります。

クラッチバッグ

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男性のパーティ用のバッグではクラッチバッグがおすすめです。色は黒が無難ですが、スタイリングに合わせての茶・ネイビーの選択もOKです。折り畳み式のタイプなどはファッション性も高く、スタイリングに華を添えます。

ダレスバッグ・ミニダレスバッグ

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ダレスバッグとは、書類を入れて持ち運ぶクラシカルなドクターズバッグのこと。大きいものはフォーマル度が高く、フォーマル・ビジネス両方使用できますが、大きすぎるものはパーティ会場に持ち込むには不向きな場合も。
ダレスバッグを小さめにしたミニダレスバッグはフォーマルなパーティに馴染みがよく、スタイリングも決まりやすいのでおすすめです。

トートバッグ・キャリーバッグ

手荷物が多く入りきらない男性用サブバッグとしておすすめなのが、旅行用キャリーバッグや、レザーのトートバッグです。サブバッグだからとリュックやスポーツバッグ、紙袋のようなものはNGです。トートバッグは、レザー製やビニール製でもかっちり見えるデザインを選びましょう。

女性ゲストの二次会バッグと手荷物マナー

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女性ゲストは荷物がどうしても多くなりがちですが、二次会は設備面の不安や貴重品の管理面を考え、二次会からの参加であれば、できるだけ手荷物は1つにまとめることをお勧めします。サブバッグは入れ口きちんとが閉まるものが管理面で安心です。

パーティバッグ

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手荷物をできるだけ一つのパーティバッグにまとめたいなら、マチが大きく高さがそれほどないバッグか、二つ折りタイプのクラッチバッグがおすすめです。
バッグは高さが出ると大きく見えてしまうので、横幅とマチがしっかりあると見た目よりたくさん入り、ボリュームもそこまで出ないため、ドレスアップしたスタイリングにバランスが合わせやすいのです。
立食スタイルの場合は、できればアームにかかるもの邪魔にならず便利です。アジャスター付きで取り外せるタイプもあります。

サブバッグ

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女性用のパーティでのサブバッグは、そういったジャンルが確立されており、購入も可能です。少し品がよく見えるトートタイプのデザインが多くみられます。
着替えや靴の履き替えを検討していて荷物が多くなるようなら、旅行用キャリーバッグという選択もあります。

結婚式二次会のバッグと手荷物マナーのまとめ

結婚式二次会のバッグと手荷物は、会場の設備とクロークの有無を確認して検討しましょう。パーティバッグは華やかに見えるものがいいですが、二次会なりの工夫が必要です。男性ゲストは手ぶら以外に、クラッチバッグやミニダレスバッグという選択肢もありますので、ぜひ検討してみてください。二次会のスタイリングにあった、素敵なバッグを検討しましょう。

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