結婚式二次会当日の流れとタイムスケジュール例

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結婚式の後は、二次会を開催しようと考えるカップルも多いと思います。二次会の進行を考える時に「どのタイミング」で「何をするのか」を事前に把握しておくと、自分たちらしいパーティを楽しむことができます。そこで、当日の進行がスムーズになるようなタイムスケジュールの一例と、二次会直前の準備をご紹介します。

二次会当日の流れを決める

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ゲストとの歓談を中心で楽しむのか、ゲーム参加や余興で楽しんでもらえる演出にするかによってプログラムの流れは変わってきます。招待ゲストにどんなおもてなしをしたいのか、お二人がどのような雰囲気でパーティをおこないたいのか決めてプログラム内容を決めましょう。余興をおこなう場合、15分程度の時間配分にしておくとゲストも楽しめて、タイムスケジュール的にもぴったりです。余興をする方は参考にしてみてください。また、新郎新婦の到着が遅れることもあるので、会場の貸切時間を把握しておき、どこをカットするのかもあらかじめ決めておくと安心です。

結婚式二次会の流れと所要時間

受付:30分

一般的に受付は、二次会の20~30分前からおこなうことが多いです。受付がスムーズに進まないと、開始時間が遅くなってしまうこともあります。ゲストの人数が多い場合、受付を担当する人は「会費を集める人」「名簿をチェックする人」など役割分担を持っておくとスムーズに進みます。受付終了時間は、二次会スタート直前でも問題ありません。

パーティの時間:2時間

受付、送賓を除いて2時間が平均のようです。二次会の内容をあれもこれもと詰め込み過ぎてしまうと、スケジュール通りに終わらない可能性があるのでプログラムを絞り込みましょう。

送賓:30分

二次会最後の場面になるので、新郎新婦と会話や記念撮影をおこないたいゲストも多いです。ゲストのリクエストに応えられるように時間の余裕が必要になるので、送賓が急ぎ足にならないためにも30分取りましょう。新郎新婦がゲストに感謝の気持ちを伝えながら、お見送りをします。

二次会のタイムスケジュール例

ゲストが盛り上がる余興中心のタイムスケジュール例1

18:00 受付開始
18:30 司会の挨拶
18:35 新郎新婦入場・挨拶・乾杯
18:45 歓談タイム
19:15 余興    
19:30 歓談タイム
20:00 余興・ゲーム
20:20 新郎新婦お礼の挨拶
20:30 送賓

二次会開催中に2回余興やゲームを入れたプログラムです。最初の余興までは、食事をとるゲストも多いので30分くらい間をあけるとよいかもしれません。余興を担当してくれる参加者に準備の時間も必要ですので、余興の開始時間を踏まえて余裕を持って準備してもらいましょう。2つ目の余興は全員参加型にすれば、会場も盛り上がります。前半の時間の流れによっては、後半の歓談タイムを調整しておくのもよいでしょう。

歓談中心のタイムスケジュール例2

18:00 受付開始
18:30 司会の挨拶
18:35 新郎新婦入場・挨拶・乾杯
18:45 歓談タイム
20:20 新郎新婦お礼の挨拶
20:30 送賓

歓談が中心となるので、新郎新婦お二人がホストとなって、ゲストをおもてなしする流れです。各テーブルを回ったり、お互いの友人を紹介しあったりするのもよいでしょう。食事もゆっくり楽しめるので、司会者が料理やデザートのアナウンスをするのもおすすめです。歓談の間は新郎新婦のこだわりのBGMを流すと、新郎新婦らしさの演出もできるのではないでしょうか。ゲームなどがない分、記念撮影やムービーを撮る時間もとることができて、アットホームな雰囲気も出しやすいです。

二次会直前の準備と注意点

本番の3~4日前になったらゲストの人数の最終確認をしましょう。幹事を立てている方は、幹事にも報告をしておくと当日の参加状況の把握がしやすいです。受付で必要となる名簿や、お釣りの準備も忘れずにしておきましょう。受付担当者が管理しやすいよう、集めた会費を保管するケースを用意しておくとよいかもしれません。このほかに、ゲームに使う景品や演出に使う備品も、改めてチェックをしておけば二次会当日に慌てずにすみます。注意点として、会場によっては、事前に人数の最終調整の確認を取るところもあるので、当日の参加人数を把握しておくことやキャンセルが出た場合の費用なども確認しておくとよいでしょう。
当日、新郎新婦が遅れる場合も考えて、ウェルカムドリンクをゲストが事前に飲めるようにしておくと喜ばれます。ゲスト思いの小さな配慮を忘れずに準備していきましょう。

結婚式二次会当日の流れとタイムスケジュール例まとめ

結婚式準備と同時進行で二次会の準備をおこなうのは大変ですが、当日のタイムスケジュールを把握しておくと流れもスムーズで、ゲストも新郎新婦も楽しい時間にすることができます。幹事や協力して関わってくれた方への感謝も忘れずにしておきたいところです。お二人がどのような二次会にしたいかによってパーティのプログラムも変わります。お二人でじっくり話し合いながら、記念に残るひと時を迎えましょう。

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