二次会の座席はどう決める?着席と立食、座席の考え方とレイアウト例

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結婚式二次会の座席は着席スタイルと立食スタイル、大きく分けて2パターンあります。結婚式とは違い、仲間内でおこなうことが多い二次会はきっちりとした席を決めない方もいますが、グループごとに分ける方法もあります。座席を決める時の考え方や作り方の注意点、座席のレイアウト例をご紹介します。

二次会の座席を決めるときの考え方

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ゲストの顔ぶれやどんな二次会にしたいかを考えて、着席スタイルか立食スタイルかを決めていきます。

着席スタイル

年配の方を招待する場合や、料理と歓談を中心とした二次会をおこないたい場合は着席スタイルを選んだほうがよいでしょう。一人一人席を決めておく方法や、席を決めず自由に座れるようにしたり、仲のよいグループに分けたりすることもあります。ゲスト同士の交流をしてほしい場合、くじ引きで席を決める方法も。着席スタイルは動くことが少ないため、ビュッフェスタイルにしてゲストが席を移動しやすい工夫をすると、新郎新婦のところに集まりやすくゲスト同士も関わりやすくなります。

立食スタイル

立食スタイルは、ゲストの人数が多い場合や狭い会場でもスペースを有効に使うことができます。ゲームを中心にする場合は、立食スタイルのほうが移動がしやすくゲストもいろいろな人と関わることができ盛り上がるでしょう。ですが、ヒールを履いてる女性や子ども、年配の方がいる場合、ずっと立っているのは疲れてしまうことも。座れる椅子やソファーを用意しておくか、着席テーブルを用意しておくのがおすすめです。

二次会の座席の作り方

着席スタイル

着席の場合は、ゲストごとに座席を指定するか、自由に座ってもらうのか決めてから座席を作ります。席を完全に決めずにテーブルごとにグループ分けをしておき、自由に座ってもらう方法もありますが、テーブルに全員が座れないこともあります。テーブルに何人座れるか椅子が何個必要なのかを確認しましょう。テーブルごとでゲストの数がバラバラにならないように、少ないグループ同士いっしょにすると上手く人数を振り分けることができます。

立食スタイル

完全立食か、半立食にするか決めましょう。招待人数の約半分の椅子を用意した半立食スタイルが人気です。そこからどのような座席にするか決めていきましょう。会場の中心にテーブルを置いて、椅子は壁際に置くのが一般的なレイアウトになります。立食スタイルは、会場にクロークがない場合に荷物の置き場所に困ってしまうゲストもいるので、荷物を置けるよう椅子の数を増やすかテーブルを設置しておくとゲストにも喜ばれます。

座席を決めるときの注意点

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ゲストに配慮する

二次会はカジュアルな場ではありますが、上司や先輩を招待することもあります。その場合披露宴と同じように座席をきちんと決め、新郎新婦の近くの上座に座ってもらうのもよいでしょう。そこから仲のよい友人を順に席を埋めていきます。一人で参加しているゲストがいる場合、立食スタイルでは一人になりやすくなります。席を決めて新郎新婦の近くにするなど配慮をするとゲストも安心できるでしょう。

死角を作らない

せっかく二次会に参加しても、新郎新婦が見えなくては意味がありません。新郎新婦の場所や、プロジェクターの場所などきちんと確認してから決めましょう。会場に柱などがある場合、高砂席は一番目立つ位置に設けましょう。立食の場合に椅子を配置するときも、死角になる場所はないか確認が必要です。

スペースを確保する

着席スタイルの場合、テーブルとテーブルの間のスペースを十分にとり、新郎新婦が通る導線を確保しておくとよいでしょう。座席を詰めすぎてしまうと、ゲストも移動しづらくなります。他に、余興をする場合はスペースを用意しておかなくてはいけません。二次会のプログラム内容も含めた座席のレイアウトを考えましょう。

二次会の座席レイアウト例

結婚式の二次会で一般的な座席のレイアウト例をご紹介します。

着席スタイル

二次会の着席スタイルの座席

着席スタイルの長テーブル(流しテーブル)レイアウトです。海外のようなカジュアルな雰囲気が二次会向きです。

立食スタイル

二次会の立食スタイルの座席

立食スタイル定番のレイアウト例です。ビュッフェの食事を丸テーブルで楽しんでもらった後は、高砂付近に集まりゲームで盛り上がってもらいます。

二次会の座席はどう決める?着席と立食、座席の考え方とレイアウト例まとめ

座席を作るときは、どのような二次会にしたいかによって立食にするか着席にするか決めていきましょう。立食の場合はゲストが座れる席を用意したり、着席の場合は、仲のよい仲間内だけであれば自由に座ってもらったり、目上の人や一人で参加するゲストがいる場合は席順を決めておくのもよいでしょう。ゲストへの配慮も忘れず、みんなで楽しめる二次会になるような座席を作りましょう。

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