結婚が決まったら…上司への報告の最適な時期と伝え方例文

上司への結婚報告©Tverdohlib – iStock.com

結婚が決まって両親の承諾を得たあとは、働いている会社へ報告しましょう。どう伝えていいか迷いますが、まず最初に報告するのは直属の上司になります。一体どのタイミングでいつ報告すればよいでしょうか?伝える時期や内容、ケース別で結婚報告の伝え方例文をご紹介します。

結婚の報告で伝えるべき内容

・結婚後の働き方について 
・結婚式について(する・しない、おこなう場合の日取り)
・報告をする上司に結婚式の招待をする・しない
・妊娠しているかどうか
・長期休暇の日数・日程

伝えるべき内容を事前に決めておけば、結婚の報告がスムーズになります。結婚を報告するにうえで上司が知りたいことは「結婚することによって働き方に変更があるかどうか」です。パートナーの転勤や勤務地によって引っ越しや退職する必要がある場合は同時に伝えましょう。結婚式に招待する場合は、上司の予定を空けてもらわなくてはなりませんので、結婚式を予定している場所・日時を伝え、参加のお願いをしましょう。

会社に報告する時期とタイミング

会社に結婚報告するタイミング©kokouu – iStock.com

会社へ報告するタイミングは少なくとも3~4カ月前までにはおこなうことが望ましいです。雇用形態でもさまざまな対応となるので就業規則を調べておき、誰に報告するのがよいか把握しておきましょう。上司への報告は忙しい時間を避けることと、スケジュールに余裕を持ったアポイントをとり、報告する時間を約束したうえでおこないます。

結婚報告の伝え方例文

結婚式を行うので、上司を招待したい場合

私事で恐縮ではありますが、このたび、かねてよりお付き合いをしている方と結婚することになりました。〇〇会社の〇〇さんという方です。
入籍は〇月で、挙式は〇月におこなうことになりました。
結婚式にはぜひ、〇〇さんにもご列席いただきたいと考えております。
式の詳細につきまして改めて招待状をお送りいたしますので、何卒よろしくお願いいたします。
今後は、仕事と家庭を両立できるよう、精進して参ります。
ご指導・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

結婚式は家族で行うため上司は結婚式に招待しないが、それに伴う休暇をいただきたい場合

お仕事中お時間を取っていただきありがとうございました。
このたび、ご縁があり結婚をすることになりました。
結婚式の予定ですが、お互い実家が遠方ですので家族と話し合って身内だけで済ませることになりました。
ご招待できずに申し訳ございません。
〇月に式を挙げますので、〇日ほど休暇をいただけますでしょうか。
私事でご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
これからも仕事はもとより家庭と両立して参りますので、今後とも変わらぬご指導のほどお願いいたします。

結婚式はおこなわず、仕事も続ける場合

お仕事中にお時間取っていただきありがとうございます。
私事ですが、このたび結婚が決まりましたのでご報告させていただきます。
今後についてですが、苗字は旧姓のまま、仕事はこれまで通り勤務させていただこうと考えております。
パートナーと話し合い結婚式はおこなわず、〇月に入籍だけいたします。
今後も仕事に邁進して参りますので、変わらぬご指導どうぞよろしくお願いいたします。

パートナーの転勤や勤務地が離れていることで、仕事を退職する場合

本日はお時間をいただきありがとうございます。
私事で恐縮ですが、かねてよりお付き合いをしている方と結婚することになりました。
もう一つご報告があるのですが、結婚相手が他県に仕事で住んでいるため、仕事を
続けることが難しく、〇月〇日までで退職をさせていただきたく思います。
現在受け持っております仕事は最後まで責任もって従事させていただきますので、
退職までの間変わらぬご指導をよろしくお願いいたします。

結婚式の予定は立てていないが、妊娠をしている場合

本日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます。
このたびご縁がありまして、結婚することになりました。〇月に入籍の予定です。
もう一つご報告がありまして、妊娠がわかりまして現在〇か月で、〇月の出産の予定になります。
今のところ体調は安定しておりますが、ご迷惑おかけすることが増えるかと思いまして、ご相談させていただきたく結婚の報告と同時になりました。
現在のところ結婚式はおこなわず、仕事も続けさせていただこうと考えております。
突然の報告となってしまい、申し訳ありません。
今後も体調に気を付けながら、勤務して参りますので、変わらぬご指導よろしくお願いいたします。

結婚が決まったら…上司への報告の仕方と最適な時期のまとめ

結婚が決まって会社への報告は、まずはこれまでお世話になっている直属の上司になります。上司が忙しくなさそうなタイミングを選び、結婚の報告内容を決めて話せば、スムーズに伝えることができます。自分のおかれている状況によって伝え方も変わってきます。マナーや自分の立場を考えながら、誰からも祝福される報告をおこなってください。

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