結婚式の余興を成功させるコツ:人気の余興から依頼のポイントまで徹底解説

結婚式の余興を成功させるコツ© iStock.com/bubaone

結婚式の余興を成功させるコツを知りたい方へ。この記事では結婚式の余興を成功させるコツから、余興の選び方、余興の注意点、依頼のポイントまでをご紹介していきます。素敵な余興で結婚式のゲストを楽しませたい方は必見です。

結婚式の余興を成功させるコツ

結婚式の余興を成功させるコツ© iStock.com/ChrisGorgio

余興とは

結婚式ではその場を盛り上げるために行う演出のことを余興と言います。余興の内容にきまりはなく、基本的に自由に決めて大丈夫です。

余興を行う人を決める

余興は新郎新婦で行っても良いし、家族の方やゲストに依頼をしても良いです。基本的には1組が理想的です。多くっても2組以上の余興は避けましょう。

新郎新婦が行う余興

・中座やお色直し、エンディングでムービーを流す
・相手へのサプライズ
・生演奏

最近ではゲストが行う余興よりも、新郎新婦が行う余興が増えています。新郎新婦が行う余興にはゲスト向けのムービーや相手へのサプライズなど、感動的な内容のものが多いようです。

ゲストが行う余興の特徴

・新郎新婦を祝福する歌やダンス、サプライズムービー
・会場のゲストを盛り上げる楽しい内容

ゲストが行う余興の場合は、新郎新婦に向けたサプライズ物から、会場のみんなで盛り上がる内容があります。サプライズムービーや歌、ダンスなどの余興が人気です。

余興の内容はゲスト層に合わせて決める

結婚式で余興を成功させるには、ゲストの年齢層や立場に合わせた内容を選ぶことが重要です。会社の上司が多い場合や、年配の方の多い結婚式では年齢層問わず楽しめる無難な内容が良いでしょう。

余興を成功させるためには早めの準備を

例えばムービーなど、作成には1カ月程度の準備期間が必要になる余興もあります。結婚式で余興をする場合は、3カ月前には余興の内容を決めて準備を始めるのが安心です。

必ず一度は結婚式の会場と打ち合わせを

当日の準備場所、余興ができるスペース、会場の広さ、余興の流れなどは事前に一度会場で打ち合わせをするのがおすすめです。特に映像系の余興は当日流れないが一番困るので、必ず事前に会場で流してみましょう。

結婚式の余興は練習や準備がすべて!

素人のぐだぐだ余興を見るものほど、つまらないものはありません。結婚式で余興を成功させたいなら、練習と準備は徹底を。

結婚式で人気の余興【定番~トレンドまでアイデア集】

結婚式で人気の余興【定番~トレンドまでアイデア集】© iStock.com/artisteer

結婚式で人気の余興を内容別にご紹介します。

定番の余興

スピーチ
ムービー(新郎新婦からゲストへ/ゲストから新郎新婦へ)

ダンス
生演奏

当日余興で失敗をしたくない方にはムービーがおすすめです。ムービーは準備が大変ですが、事前に内容の確認ができるので、当日失敗がありません。ムービー系の余興で人気なのが、結婚式に参列できなかった友人からメッセージを集めて、当日新郎新婦にサプライズをさせるもの。その他には新郎新婦のルーツを探る旅系のムービーも余興では人気です。

面白い余興

モノマネ
一発芸
漫才
芸能人への依頼

結婚式で感動系の余興も良いですが、やはり感動系は新郎新婦に任せるのが一番。ゲストの余興は面白い内容を取り入れてみてはいかが?予算があれば、思い切ってプロの芸人に余興を依頼するのもあり!

ゲストを巻き込む余興

クイズ
ゲーム
フォトシュシュ

新郎新婦にまつわるクイズやゲームが人気です。また最近ではフォトシュシュも人気が高まっています。当日ゲストがスマホで撮影した写真を、結婚式場のスクリーンに転送をして、リアルタイムでゲストからの写真を集めます。写真が揃ったらみんなで一番良い写真を選んで、順位をつけていきます。

感動する余興

ダーズンローズ(プロポーズ)
フラッシュモブ

ちゃんとプロポーズを伝えられていない新郎が、友人と一緒になって結婚式でサプライズプロポーズを行う余興の演出もあります。ダーズンローズという演出は、ゲストテーブルにバラを12本置いて、新郎が集めながら花束を作り、新婦にプロポーズを行うというもの。友人とダンスを行うフラッシュモブとダーズンローズの演出を混ぜた余興も素敵ですね。

結婚式で余興をする際に気を付ける点

結婚式で余興をする際に気を付ける点© iStock.com/Bogdan Kurylo

結婚式で余興を行う際に必ず注意をしてほしい内容となります。

余興の内容は被らないように注意

もし内容を1つ以上行う場合は、他の余興と被らないようにしてください。内容に関しては新郎新婦に相談をするか、サプライズで行いたい場合は結婚式会場のプランナーさん相談をしましょう。

余興の時間は守ろう

結婚式の終わりの時間は決まっています。余興で他の演出で使用する分の時間までを使わないように注意。基本的には登場から席に戻るまで、5分程度の内容で余興を終わらせます。

一部だけで盛り上がる余興はやらない

学生時代の友人しか知らないネタや、一定の世代しか楽しめない余興は避けましょう。結婚式は子供から年配の方まで参列をしています。必ず全員が楽しめる余興を。

下品な余興は避ける

脱ぐ系や、下ネタ系の余興は避けましょう。一部の人が笑っても、9割の人は引きます。

余興にかかる費用は新郎新婦が負担を

例えばムービー制作には3万~5万円程度かかる場合があります。余興でかかったお金は新郎新婦に負担いただくことが基本です。事前に「余興は〇〇円以内でお願いします」と余興担当者に依頼をしておくことで、余興を担当したゲスト側も目安がわかりやすくなります。

新郎新婦からゲストに余興を依頼する際の注意点

最近では新郎新婦自身で余興を行う場合が増えていますが、ゲストに依頼をすることもまだまだ多いです。ゲストに余興を依頼する際に注意いただきたい内容をまとめました。

直接もしくは電話で余興をお願いすること

結婚式でなくても大人として当たり前ですが、人に何かお願いをする際は必ず直接伝えるのがスマートです。遠方の場合は電話でも良いですが、可能な限りメールなどは避けましょう。

結婚式当日の流れを事前に伝える

余興をする方には、下記の内容を事前に伝えてあげましょう。

・余興で使える時間
・余興の荷物の搬入日
・当日の会場入りの時間
・結婚式での余興の順番
・余興後の片付け

一週間前には状況の確認を

ゲストに全部任せるのが基本ですが、遅くても1週間前には余興の準備が順調なのかを確認すると安心です。

ゲストに余興をお願いする際にはお礼を忘れずに

余興のためにゲストは時間もお金も使ってくれています。余興をお願いしたゲストには、必ずギフトもしくは謝礼をお渡しするのがマナーです。人数と余興の内容にもよりますが、だいたい3,000~5,000円程度を包みます。

結婚式での余興は必須?

結婚式では余興なしでも問題ありません。頼める友人がいない場合や、アットホームな結婚式を望むカップルの場合、余興を取り入れないこともあります。余興を入れると、ゲストとの歓談タイムがその分減るので、自分たちが重要視する内容を優先的に、プログラムに取り入れましょう。

結婚式の余興で会場が楽しめるように

結婚式の余興を成功させるのは、徹底した準備に限ります。余興の内容選びから事前準備、当日の流れなど、しっかりと事前に確認をしましょう。余興の準備は大変ですが、成功させた際の達成感は大きいもの。頑張って考えた余興なら、必ずみんなに感動を与えられますよ。せっかく結婚式で余興をやるなら、「凄く良かったよ!」と言われたいですね。しっかり余興の練習をして、結婚式当日をお迎えください。