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結婚式の定番の演出といえばブーケトスでしたが、最近人気の演出はブーケプルズになっているようです。ブーケプルズという言葉は知っているけど、実際どんなことをすればいいかわからないプレ花嫁さまは多いと思います。そんなブーケプルズを結婚式の演出として取り入れられうように、ブーケプルズのやり方やアイデアを調べました。
目次
ブーケプルズとは
ブーケプルズ（bouquet pulls）とは、ブーケ（bouquet）をひく（pulls）という意味で、ブーケに数本のリボンを付けておき、それを未婚の女性ゲストに引っ張ってもらいブーケを当てる演出です。1本だけがご新婦様の持っているブーケと繋がっていて、引き当てた人には幸運が訪れ、次の花嫁になれると言われています。
ブーケトスは、高い天井がある室内や、広い場所が必要でしたがブーケプルズは小さなスペースでもできます。また、ブーケを投げた時に起こるかもしれない、物を壊したり、ゲスト同士がぶつかったりするアクシデントもブーケプルズにはないので安心しておこなえることから人気が広まっているようです。
ブーケプルズのやり方
当たりとなるブーケを用意します。ブーケはご新婦様が使ったブーケをそのまま使ってもよいですし、自分のブーケは思い出にとっておきたいという方は、ブーケプルズ用にブーケを用意します。ゲストが引っ張るリボンも用意します。リボンは数が多すぎると絡まったりちぎれたりして失敗する場合があるので、本数は10～15本くらいがベストでしょう。ブーケに当たりのリボンを結びつけ、はずれのリボンを手に持ちます。当たりのリボンがついたブーケとはずれのリボンを両手に隠して持ち、リボンの端をゲストに持ってもらいます。司会者の合図で一斉にリボンを引っ張ってもらい、ご新婦様は合図と一緒にはずれのリボンを離せば、ブーケにつながった当たりを持っているゲストがわかります。引き当てた方にブーケをプレゼントします。
ブーケプルズのアイデア
最近では、ブーケを引くゲストを未婚女性に限定することなく、男性ゲストやお子様も参加するできるようなルールにしている方が増えています。人数が多い方が盛り上がるという理由と、ゲストのプライバシーに配慮したいという方は全員参加を選んでいるようです。参加してくれたゲストに喜んでもらうために、当たりを複数用意する場合もあります。その際、リボンの先にチャームと呼ばれる小さな飾りをつけたり、小さなお菓子やキャンドルをつけたりします。
男性に参加してもらう場合は、子孫繁栄の意味をもつブロッコリーを引き当てる「ブロッコリープルズ」もおすすめです。ブロッコリーはブーケに形が似ているので両方用意して引き当てる結果を楽しむのもよいでしょう。
ブーケプルズのリボン
ブーケプルズのリボンは太すぎず、細すぎず、滑りがよい素材のものを用意しましょう。最近は100円ショップでリボンを購入して花嫁DIYをする方が増えています。リボンを同じ長さに切って、当たりになるものを用意するだけなので簡単です。
リボンの長さはブーケプルズを行う場所によって変わってきます。事前に会場のどこで行うか決めておき、長さがどのくらい必要かプランナーと打ち合わせしておくとよいでしょう。
リボンのカラーは何色がよいでしょう。もし結婚式にテーマカラーがあるなら、その色に沿ったリボンを用意するとおしゃれな演出になります。特に決まりがなければ、カラフルにいろいろな色を使って華やかにしたり、真っ白なリボンだけで厳かな空気を出してみてもよいでしょう。人気は、白とピンクのミックスカラーのようです。
ブーケプルズの注意点
リボンの数が決まっているので、参加者をあらかじめ決めておくとスムーズに進行できます。席札の下に参加者だけマークをつけておいたり、司会者に呼び込んでもらうなどしておくとよいでしょう。
花嫁とリボンを引っ張る参加者の距離が近いと、後ろの座席にいるゲストは何をやっているかわからない可能性があります。司会者に状況を説明してもらうなどして対応しましょう。
ブーケプルズまとめ
結婚式の定番のイベントであるブーケトスをもっと華やかにしたブーケプルズの演出はいかがでしたでしょうか。プレゼントや参加者を増やすことで、ゲストも盛り上がる楽しいイベントになります。お二人もゲストも幸せな気持ちになれて、優雅な演出のブーケプルズ、ぜひ取り入れてみてください。
