【ウエディングレポート】二次会はゲストと楽しくおしゃれに!tomoさんのアフターパーティ(前編)

二次会@tomo.s_wedding – instagram

「みんなはどんな二次会してる?」結婚式の挙式・披露宴レポートや情報は多いのですが、二次会の実例報告は雑誌・WEB・SNSでもボリュームが少なく参考にならない…できればおしゃれな二次会が知りたいのに、どんな二次会にすればゲストが盛り上がってくれるのか、イメージ作りに迷うプレ花嫁さんが多いよう。横浜のゲストハウスで、温かく洗練された結婚式を挙げたtomoさん(@tomo.s_wedding)。Instagramの結婚報告は真似したくなるおしゃれなDIYアイデアや、30着試着したというウエディングドレス情報など、プレ花嫁が参考にしたい話題がいっぱい。フォロワーのプレ花嫁さんたちから結婚式の質問も多く寄せられています。そんなtomoさんに、おしゃれな「アフターパーティ」の秘訣をとことんインタビュー。二次会をする・しないで迷っているプレ花嫁さん、プロデュースをお願いされた幹事さんは必見です!

結婚式二次会で盛り上がるポイントは?tomoさんのプログラム

tomoさん結婚式二次会プログラムと流れ

順番 プログラム ポイント
1 オープニングムービー上映 披露宴で流したもの
2 プロフィールムービー上映 披露宴で流したもの※ポイント1
3 新郎新婦入場
4 新郎新婦挨拶
5 乾杯のあいさつ・乾杯 新郎職場の上司にお願い
6 歓談
7 ビンゴ大会 ※ポイント2
8 歓談 歓談時間をたっぷり取ることで、披露宴では慌ただしく話せなかったゲスト1人1人と会話を楽しめます。※ポイント3
9 エンドロール上映 披露宴で流したもの。二次会からのゲストと新郎新婦は送賓用意のため見ていないので、ここでじっくり鑑賞できました。※ポイント1
10 全員で写真撮影
11 ゲストが両手で花道トンネルを作って見送ってくれました。

tomoさんの二次会の3つのポイント

ポイント1

披露宴の演出で使用したムービー類をもう一度改めて二次会で流すことで、二次会から駆けつけてくれたゲストにお見せして、披露宴の雰囲気を味わってもらうおもてなしができます。エンドロールムービー(撮って出し)は、新郎新婦は送賓の支度でその場で見れないため、二次会でゲストと一緒にじっくり鑑賞できるチャンスです。二次会会場の下見の際に、映像機材(プロジェクター・スクリーン)が使用できるかどうか確認は必須!

ポイント2

ゲームや余興は二次会のお楽しみの1つで、見知らぬゲスト同士も仲良くなれるチャンスです。定番で改めて説明がいらないゲームはみんながすぐに理解してわかりやすく、ひとひねりアイデアを加えることで新鮮な盛り上がる展開に。

ポイント3

tomoさんの二次会の特徴は、余興を詰め込まずに歓談時間をしっかりキープ。ゲストとのふれあいの時間がゆっくりとれるような構成に。披露宴では慌ただしく挨拶だけになつてしまったゲストとも、ここでゆっくり会話を楽しみフォローのおもてなしができます。

二次会定番のビンゴゲームを盛り上げたい!幹事さんの素敵なアイデア

二次会でプログラムに入れたいゲーム。定番のビンゴゲームが幹事さんの工夫によって、とても盛り上がったそう。ビンゴゲームはほとんどのゲストがルールを知っているため、説明の時間も手間も省けますが、「少し飽きた」というゲストの声が多いもの。そこで、誰でもすぐにルールが分かるようシンプルなアレンジを加えたり、景品にサプライズを取り入れたりと工夫することで、全員が盛り上がれるゲームになります。

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tomoさんビンゴはみんなで盛り上がれたので、とても良かったです。なによりも当日まで準備を頑張ってくれた4人の幹事さんにはとても感謝しています!

景品選びについては二人の希望をざっくりと伝えておく

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tomoさん:新婦側1人、新郎側3人の幹事がすべて準備をしてくれました。
予め、打ち合わせの際に景品の予算を決め、景品の内容は全てお任せ致しました。新婦側の幹事さんには、こんな景品があればいいな…や、参加賞があればみんなが楽しめるかも!という事はお伝えしておきました。
景品は、幹事さんが全て、ネットや実際に家電量販店へ出向いたりしてくれたそうで、購入から二次会会場までの搬入、全て行なってくれました。

選ぶのが難しい二次会の景品選び。選び方のコツとは

定番のビンゴを盛り上げる!幹事さんの秘策とは

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tomoさん:ビンゴが盛り上がるよう、ビンゴに当たってもそこからさらにくじ引きをして、引いた番号の景品がもらえるという運試し的な楽しいビンゴを考えてくれました。結局、最後まで1位が出ず、とても盛り上がりました!

定番のビンゴゲームを盛りあげるアイデア・考え方

参加賞に幹事さん技ありのサプライズアイデアが

tomoさん:最後は、参加賞として、私たち2人が職場で働く様子が写っているQUOカードが!
これは全く知らず、当日皆さんに配られているのを見て初めて知りました。お互い、「仕事で使われる写真だから…」と聞かされており、この日の為のものだとは全く知りませんでした。とても恥ずかしかったです(笑)

多くの人に配られる参加賞は、駄菓子やスイーツ・またはウケ狙いの景品が多いのですが、QUOカードは自分で使い道が選べるため、誰がもらっても嬉しい景品です。しかもデザインは、ほとんどの人が見たことがない新郎新婦の勤務中の姿というサプライズ。ゲストが今日という日を思い出してほっこりできる、技ありのアイデアですね。

おしゃれな二次会で手早い装飾のコツは?

披露宴会場からの持ち込みアイテムはフル活用

二次会の会場装飾は、もともとある設備を利用しつつ、披露宴からの持ち込みアイテムで飾り付けを行うのがおすすめです。中には多少の会場装飾がプラン内に入っていることもありますので、下見の際に確認を。

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tomoさん:会場の装飾については、私たちが決めたパーティ専門会場(@funny_wap)は、もともと会場装飾がとても可愛く施されています。自分で用意したものといえば、披露宴会場のウェルカムスペースに置いていたウェルカムグッズや、ウェルカムボードです。

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tomoさん:この会場自体が結婚式の二次会でよく使われるようで、2年前にやられた花嫁様の時は、装飾はなかったようなのですが、私の時は、会場のガーランドや、ウェルカムサイン、ドライフラワーのガーランド、Mr.&Mrs.のクッションなどなど、たくさんの装飾が施されておりました。

大切なのは下見の際の会場設備チェック!

二次会準備の大変さを予測して下見チェックを

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tomoさん:披露宴や挙式で時間がなかったので、ほとんど準備をしなくてもいいところがとても良く、尚且つ私好みな会場でしたので、見学して即決でした。
特に気に入ったのが、高砂ソファーの後ろの「Oh happy day!!」が書いてある壁でした。インパクトもあり、写真映えする事間違い無かったので、本番までとても楽しみでした。

やりたい演出のためにも設備チェックは大事

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tomoさん:こちらの会場にはスクリーンもあり、当日の映像なども流すことができました。
披露宴に参列できなかった方にもオープニングやプロフィールムービーを見せる事ができ、エンドロールについては私たちも披露宴では見ていなかったので、二次会会場で初めて見る事ができました。スクリーンがある会場というのはとても大きなポイントでした。

二次会の衣装・ドレス選びについて

ゲストにも「親しみやすく距離が近い!」アットホームなウエディングパーティにするには、新郎新婦のコーディネートも、スタイリッシュにカジュアルダウンするコーデがおすすめです。2人の個性を出しつつ、挙式・披露宴とは違ったテイストの衣装を存分に楽しめるのが二次会の大きな楽しみではないでしょうか。

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tomoさん:衣装・ドレスについては、会場の雰囲気に合わせ、カジュアルでオシャレな雰囲気にしたかったので、デニムコーデにしよう!と決めておりました。

カジュアルウエディングの新定番・新郎新婦のデニムコーデ

新婦の衣装選び

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tomoさん:私のドレスは、白金台にある、生地はしっかりしているのに割とリーズナブルなドレスショップ@gardenofgrace_official)で購入しました。こちらも始めは、卒花さんがインスタにUPしているのを見て知りました。披露宴では、王道のAラインドレスだった為、二次会のドレスはスレンダーラインで袖付きのものか、ノースリーブのものがいいかな…とある程度決めておりましたので、試着に行き、生地感やラインの綺麗さに一目ぼれし、即決定でした!

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tomoさん:披露宴のドレスは30着以上来て悩んでいたのですが、二次会の衣装は即決でした(笑)ドレスのお気に入りのポイントは、レースのボレロ?です。後ろの大きなリボンも甘すぎず可愛さも出せるのでいいかなと思いました。正直、トレンドのセパレートの白いドレスも候補にあり、ぎりぎりまで悩んでいたのですが、お腹が出るデザインだったので、少し控えめに可愛らしく…という方を選びました。

新郎の衣装

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tomoさん:新郎の衣装は、披露宴でも利用させて頂いた、タキシード専門店(@kirkmensformal)でベストと蝶ネクタイをレンタルしました。デニムのワイシャツと白のズボンはプチプラのものを購入しました。タキシード専門店は、ドレスショップのタキシードよりも色やデザインなどの種類が豊富で、さらにお安いので、とってもオススメです!

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tomoさん:二次会衣装はこだわらない!と言っていた旦那さんでしたが、やっぱり本番が近付くと真剣になり始め、どの色のベストでどんなネクタイがいいのかとタキシードのお店でたくさん悩ませて頂きました。私のコーディネートが決まっておりましたので、それに合う色…という事で、オシャレにブラウンのベストに決定致しました。

二次会パーティの記録は?「写真撮影問題」は事前に対策を

実は二次会のレポートがSNSやWEBで難しい点として、「二次会にはカメラマンがいない」という点があります。tomoさんは幸い、ゲストの友人達がたくさんの写真を撮ってくれていたそうです。今から二次会を考えているプレ花嫁さんは、ぜひ何らかの対策をとtomoさんから実体験に基づいたアドバイスをいただきました。

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tomoさん:声を大にして言いたい事は、写真をたくさん残して欲しい!という事です☆
結婚式が終わると、だいたいの花嫁様は、数日間は余韻に浸ると思います…笑
その時、写真がたくさんあると本当に楽しく、本番を振り返る事ができます。私はたくさんの写真を撮って頂き、友人からもたくさんデータを送ってもらいましたが、それでももう少し欲しかったな…なんて思ったりもしました笑

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tomoさん:特に二次会…二次会会場にはカメラマンさんがいません。撮ってくれるのは友人だけ。お料理が可愛かったはずなのに撮っていない!会場がせっかく手作りしてくれたウェルカムボードも撮っていない!なんて事がありました。とても残念です。
もし出来るのであれば、友人に「ここだけは撮っておいて欲しい!」とお願いしておくか、自分でもスマホを持ち込んで撮っちゃうとか…笑
なかなか主役だと難しいこともありますが、「ぜひ写真をたくさん残してね」という事を私は声を大にして言いたいです!
本番は楽しくて幸せに包まれ、大満足しているので、写真を撮る余裕がないのは本音なのですが、後々見返す時の為に、ぜひ頑張ってやって欲しいなと思いました☆

二次会する?しない?披露宴とは違う「二次会の良さ」と「開催する意味」

二次会をするか、しないか、迷っているプレ花嫁さんは多いのではないでしょうか。それでなくても結婚式の準備は膨大で、友人・知人に折り入って責任と負担が重い幹事をお願いすることも気が引けるという声もあります。
二次会をやってよかった!
tomoさんがそう言い切れる理由をお伺いしました。
tomoさんの二次会の様子を見ていると、tomoさん夫妻もゲストも、そした沢山の準備を手伝ってくれた幹事や司会の皆さんもとっても楽しそうな笑顔です。大切な人たちに囲まれて、こんなに笑顔でアットホームに過ごす親密な時間を作ることは、一生のうち二次会でなければできないことかもしれません。

ゲスト1人1人と会話でき披露宴の感想もリアルタイムで聞ける

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tomoさん:二次会をやってよかったと思う事は、挙式・披露宴では話せなかったゲストと存分に会話ができるし、フランクな雰囲気で楽しめるというところ☆
「挙式・披露宴はどうだった」などの生の感想も聞けたのでそこも良かったです。
どうしても披露宴では時間が限られている為、久々に会ったゲストなどとも話せないまま終わってしまう事も多いと思います。私は二次会でしっかり話せた事がとても良かったなと感じます。

違う花嫁衣裳・ヘアスタイルを丸1日楽しめる

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tomoさん:良かったと思う事のもう一つは、二次会をすると、挙式・披露宴とは違う衣装を着る事が出来る!というところ☆
一生に一度しかない晴れ舞台、自分が綺麗な姿で大勢の人に注目される事はそうそうありません。あれもこれも着たい!と思うプレ花嫁さんは多いと思います。二次会は、披露宴とは違った衣装を着る事ができるので、私はいくつかのドレス姿をゲストにも見てもらえて本当に良かったと思います。

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tomoさん:意外と女性のゲストは、二次会の衣装はなんだろう?髪型は変わるのかな?と楽しみにしてくれていると思うので、ぜひ衣装チェンジをして、写真にたくさん残して思い出にしてほしいと思いました!

tomoさんの二次会準備の段取り・幹事さんとの打ち合わせ記録は「後編」へ

いつから準備すればこんなに楽しそうな二次会ができるのか、気になる幹事さんへの頼み方やお礼は?どこからどこまで新郎新婦が二次会準備にかかわるの?
なかなか聞けないリアルな質問に、1つ1つ丁寧に答えてくれたtomoさん(@tomo.s_wedding)の二次会準備は、参考にしたいポイントがいっぱいです。後編は11月27日(火)公開です。二次会準備の参考にしてくださいね。